靴底の接着剤おすすめ3選・口コミ・種類
初回公開日:2018年05月18日
更新日:2020年02月17日
記事に記載されている内容は2018年05月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

靴底の接着剤の種類と選び方のおすすめは
靴を長く使っていたり、歩く距離が長いと、剥がれてきてしまうのが靴底です。新しく靴を買い替えるのも手ですが、靴底の接着剤で修理してみましょう。まずは、靴底接着剤の種類と選び方を紹介します。
靴底の接着剤の種類
靴底接着剤の種類は豊富ですが、靴底の種類や形状によって、補修できないものもあります。それぞれの靴に合った、おすすめの靴底接着剤を使用しましょう。
靴底の接着剤の選び方
靴底接着剤を選ぶ際に、接着できない素材もがありますので、靴底の素材をしっかり確認が必要です。また、皮膚に直接着く場所ではないか、周囲の暑さで溶けてしまわないか、と言う事にも注意して、販売している店舗やネットの口コミなどで、おすすめの靴底接着剤を選ぶようにしましょう。
靴の部分と素材に合った靴底接着剤を選ぶ
靴底接着剤を選ぶ際には、靴本体と靴底の素材も重要になってきます。ここでは、一般的な靴本体の素材と靴底の素材を紹介していきます。
アッパー
靴で靴底以外の場所を、アッパーといいます。これから、アッパーの素材の種類を紹介します。
天然皮革
一部を除き、食用の副産物として供給される動物の皮が原料です。腐食や変色を施されて、革になります。この工程は、鞣しと言われています。
種類は、生後6ヶ月の仔牛の皮で、きめが細かく肌触りが良いカーフ、生後6ヶ月から2年ぐらいの牛の皮で、カーフよりやや厚手のキップ、馬皮、豚皮、羊皮、山羊皮、カンガルー皮、オーストリッチ皮、爬虫類の皮があります。
人工皮革
天然皮革に似た風合いがあります。材質も均一で、通気性と強度に優れています。
合成皮革
織物にウレタンやナイロンなどの樹脂をコーティングしています。人工皮革より、通気性や感触は劣りますが、コストが安いので、幅広く利用され、靴以外にも使用されます。
天然繊維
綿と麻があります。綿は、丈夫で吸湿性に富んでいます。麻は、丈夫で水分の吸収発散が早く、光沢感があります。
合成繊維
ナイロン、アクリルなどがあります。それぞれ軽くて丈夫で、発色が良いです。
底
靴の靴底の部分を底と言います。これから、底の素材の種類を紹介します。
皮底
アッパーの皮より、厚く堅くなめされます。馴染みが良く、透湿性、排湿性に優れ足のムレが少なくなりますが、耐久性、耐水性が他の素材より劣ります。
合成底
合成ゴムや合成樹脂を生成したソールで、耐摩耗性、耐水性に優れています。また、加工が容易と言う特徴があります。
スポンジ底
合成ゴムや合成樹脂を発泡し、成型します。軽く耐久性に優れています。
ウレタン底
発泡したポリウレタン樹脂のソールです。軽く耐摩耗性に優れています。
ラバーソール
天然の生ゴムを原料とし、薬品を加えて加硫したものや、生ゴムを冷却し不純物を除いて作られるクレープソールなどがあります。
靴底接着剤おすすめ3選
おすすめの靴底接着剤の3つ順番に紹介していきます。接着効果はもちろんですが、接着後の見た目や後処理がしやすい物や、乾くまでの時間が短い、もしくは、時間がかかってもしっかりとした接着力があるものなど紹介しています。
おすすめ靴底接着剤1
おすすめの靴底接着剤1つ目は、ブリスターパックで包装されており、シリル化ウレタン樹脂系無溶剤形の接着剤です。靴底の接着部分は、水分をしっかりとってから、接着剤を塗るのがおすすめです。乾いた後は、雨にも強く、見た目も目立ちません。場所に応じて代えられるノズルや、付属品のヘラがついており便利です。
おすすめ靴底接着剤2
¥ 490
口コミ1週間ほど靴を使用しておりますが剥がれる気配はありません。とりあえず現状は期待通りです
おすすめの靴底接着剤2つ目は、チューブタイプの靴用皮革やゴム専用の接着剤です。乾燥時間も20分前後で、靴修理の初心者から慣れている人まで、使用できる接着剤です。
おすすめ靴底接着剤3
おすすめの靴底接着剤3つ目は、こちらの靴底接着剤です。合成ゴム、皮革、金属、硬化プラスチック、陶磁器、木材などに使えます。約1分程で接着でき、塗ってから24時間後に、接着強度が10倍になります。ゼリー状でタレにくく、使い勝手が良いのでおすすめです。
特徴・用途別おすすめの靴底の接着剤
靴底接着剤には、それぞれ特徴があり、用途によってもおすすめは変わってきます。ここでは、強力なもの、スニーカー、業務用、滑り止め、コンビニで買えるもの、ウレタン、ソールの用途別に合わせたおすすめをご紹介していきます。
強力なもの
強力な靴底接着剤は、暑さに強いものがおすすめです。また、乾きが早く、靴底が少々の事ではげないくらい、かたくなるタイプのものが良いです。しかし、手についてしまうと、落ちにくいのが欠点です。
強力な靴底用接着剤
口コミすぐにつけるコツはあまりつけすぎない事。薄く伸ばししっかり固定しつくのを待ちます。とても重宝しております。
アイルランド製のゼリー状瞬間接着タイプで、水にも強くはがれにくい特徴があり、しっかりとした接着力が必要な時におすすめです。
スニーカー
スニーカーのソールが剥げてしまう事は、よくあります。シューズのミッドソールには、ポリウレタン素材が多く使われており、使用段階で剥げてしまいます。ポリウレタン素材は、耐摩耗性やクッション性にすぐれているものの、加水分解による劣化が起こりやすく、使用期間、使用回数、保管方法に関係ありません。一般的な期間は、3年から5年くらいです。
あすすめの靴底用接着剤は、ポリウレタン素材を傷めないものが良いとされています。
スニーカーにおすすめの靴底接着剤
¥ 1,439
口コミ三回に分けて一週間ほどかけて厚く盛ってみたところ、雨の日でもしみることなく快適です。
靴底補修剤ですが、接着剤としても使用できます。特に、スニーカーの修理にはおすすめです。乾くとゴムのように変化するので、ポレウレタン素材とも相性が良いです。
業務用
業務用の靴底用接着剤は、通常のものより強力で量も多いです。接着力も協力なものが多いので、使用の際は、取り扱いに十分注意しましょう。
業務用でおすすめの靴底用接着剤
口コミ靴に養生テープで貼り付けてチューブからゴムを塗りつけてならすだけ。 厚紙なんかを切って表面をならせば、すぐ捨てられるのでオススメかも。
業務用なので、プロの靴修理にも使え、本格的な修繕が可能です。また、すり減ったかかとの補修にもおすすめの商品です。シンナーを使わないので、部屋の中で使っても嫌なにおいがありません。硬化後は塗装もできます。
滑り止め
靴底に滑り止めを張り付ける際は、靴底用接着剤が必要になります。滑り止めは、ゴム製のものが多いので、靴底用接着剤も、ゴム製品対応のものがおすすめです。
滑り止めのおすすめ
滑り止め商品の定番です。かかとがすり減り、補修材では靴が滑る状況の場合、特におすすめの商品です。接着剤とネジを使用すれば、さらに滑りにくく、丈夫になります。
コンビニで買える
最近では、コンビニエンスストアでも、靴底用接着剤が販売されている店舗があります。しかし、専門店ではありませんので、あくまでも応急処置用のものが多いです。
コンビニエンスストアで買える靴底用接着剤おすすめ
口コミ使いやすい。ゴミの分別も楽にできるように本体自体にプラスチックの部分、外れる様式になっています。
コンビニエンスストアにて販売されており、靴底用というよりは、靴底にも使用できますと言った接着剤です。しかし、接着力は強力で、乾きも早く、たれないので、幅広い用途の使用におすすめです。
ウレタン
ウレタンは、ポリウレタンとも呼ばれ、生活には欠かせない素材です。スニーカーでも紹介しましたが、合成ゴムの靴底と比べ、軽くてクッション性にすぐれています。しかし、熱や加水分解してしまう事も多く、保管方法に注意が必要です。
ウレタンにおすすめの靴底用接着剤
口コミウレタンの結合に使ってみました。他のものに比べれば結合できるが、少し乾くのに時間がかかる感じはする
ウレタンや合成ゴムを接着するのにおすすめです。ずれないはがれない、水にもショックにも強い接着剤です。野外使用もできます。
ソール
靴の最下層部分を形成する部品、または地面に接する面をソールといいます。靴底と呼ばれる部分です。滑りにくいように、溝が彫られているものが多く、クッション性を追求している企業もあります。主に皮、合成皮、スポンジ、ウレタン、ゴム、フエルトなどがあります。
おすすめの靴底用接着剤は、それぞれの素材に合わせたものが良いでしょう。
ソールにおすすめの靴底用接着剤
ソールがはげるのを防止するのにおすすめです。接着剤としても使え、乾くと目立たなくなりますので、使い勝手も良いです。
おすすめの靴底用接着剤メーカー・ブランド3つ
靴底用接着剤には、おすすめのブランド、メーカーがあります。これから、3つのブランド、メーカーをご紹介します。
セメダイン
おすすめの靴底用接着剤メーカー、ブランドの1つ目、セメダインは、1923年創業以来、接着技術の深耕と製品提供により、接着剤・シーリング材の専業メーカーとしての地位を築いてきた、ブランドメーカーです。会社名の由来は、接合材であるセメントと力の単位を表すダインの造成語で、強い接合、接着と言う意味がこめられています。
もう一つ意味があり、大正時代に隆盛を極めていた、イギリス製のメンダインを、海外製品に打ち勝とうという思いから、攻めだせメンダインからきています。
セメダイン代表商品
¥ 540
口コミマスキングテープで24時間固定してから使ってみたけど、見事にくっつきました!!!すごい!匂いもないし。いい。ハンドメイド職人がこぞって使ってる理由がわかりました。
熱や水にも強く、多用途に使用できる、セメダインを代表するおすすめの接着剤です。透明のプラスチックの接着でも目立たないクリアな色です。
ダイアボンド
おすすめの靴底用接着剤メーカー、ブランドの2つ目は、ダイアボンド工業株式会社のダイアボンドです。昭和19年創業で、主に接着剤の製造販売、繊維製品、テープ類、電子部品の製造加工販売を行っています。
ダイアボンド代表商品
靴修理店でも使われている、ダイアボンドを代表するおすすめの靴底用本格瞬間ゼリー状接着剤です。接着面を綺麗にしてから塗ると、はがれにくいです。
コニシ
おすすめの靴底用接着剤メーカー、ブランドの3つ目は、アロンアルファでも有名なコニシ株式会社です。堅実かつ積極的な経営と品質第一を信条に、絶えず新しい価値の創造をめざし、社会の発展に貢献することを理念にしている会社です。
コニシ代表商品
コニシの代名詞でもあるアロンアルファです。速乾性はないものの、乾いた後の接着力があり、靴底にも使用できる、おすすめの接着剤です。
靴底接着剤おすすめの使い方・活用方法
靴底用接着剤は、ただやみくもに使っても、すぐにはげてしまいます。また、靴底を強化する活用方法もあります。これから、おすすめの靴底用接着剤の使い方と活用方法をご紹介します。
おすすめの使い方
靴底がはげてしまった時に、靴底用接着剤を使うおすすめの方法です。
準備するもの
新聞紙、靴用接着剤、ヘラかわりばし、重しになるものを準備しましょう。
靴が乾いている事を確認する
靴に水分が含まれていては、せっかくのおすすめ接着剤も役に立ちません。まずは、靴が乾いている事を確認しましょう。
接着剤を塗る
接着剤がこぼれてもいいように、新聞紙を敷きます。靴本体と靴底の両面に接着剤を出し、伸ばします。この時、ヘラや割りばしで、接着剤を伸ばすのがおすすめです。
5分程おく
すぐ貼り合わせるのは、おすすめできません。5分程置いた方がいいですが、説明書に作業工程が記載されている場合は、その指示に従いましょう。
貼り合わせて密着させる
しばらく置いたら、接着剤を塗った本体と靴底を貼り合わせます。貼り合わせた後、ハンマーで靴底から叩くのがおすすめの方法です。終わったら、靴の上から重しになるものを置いて、1時間程放置します。接着剤を乾かすのですが、デリケートな靴の場合、重しでシワになる場合もあるので、そのまま乾かします。
スニーカーのような靴でも、中に丸めた新聞紙を詰めてから、重しを乗せるようにする事をおすすめします。
はみ出した接着剤を切り取る
接着剤が乾いたら、接着面からはみ出た部分を切り取ります。カッターをつかっても構いませんが、傷をつける事もありますので、ハサミを使う事をおすすめします。
これで、修理は完了です。接着剤の場合、使用しているうちに、またはげてしまう事があります。その際は、また同じ手順で作業するか、もう一つの方法があります。
靴底用接着剤の活用方法
靴底用接着剤だけでは、またはげてしまう場合があります。靴底用接着剤を活用し、ネジを使用する事でより丈夫にできる、おすすめの靴を修理する方法があります。
接着剤で靴底を貼り付ける
おすすめの使い方で紹介した手順で、靴底の貼り付けを完了させます。
皿頭タッピングネジを用意する
頭が平な皿頭ネジを用意します。靴底の厚さに合わせ、飛び出ない長さの物にするのがおすすめです。ネジを締めるための、ドライバーも用意しましょう。
靴の中敷きを取り出す
靴の裏側からネジを打ち込みますので、靴紐をほどいて、中敷きを取り出します。
ドライバーでネジを打ち込む
ドライバーで靴にネジを打ち込みます。かかとの部分とつま先の近くが打ちにくいので、できるだけ奥の部分に靴底を固定した状態で入れていきます。打ち込んだら、ネジが飛び出してないか確認しましょう。終わったら、中敷きを入れて完成です。
その他の靴底用接着剤おすすめの活用法
靴底用接着剤は、通常の接着剤より接着力も強く、防水効果もありますので、アイデア次第で多種多様な用途があります。傘の修繕に使用するのもおすすめですし、靴だけではなく、ゴム製のサンダルの修繕にも使えます。また、靴底用接着剤の種類によっては、木工用品にも使えますし、プラスチックにも使えます。
靴底用接着剤をうまく使いましょう
お気に入りの靴や、友人からプレゼントしてもらった靴、お店で似合いますよとおすすめしてもらった靴は、靴底が痛んでもなかなか捨てられません。そんな時に役立つのが靴底用接着剤です。自分で簡単に修理でき、長く使用する事ができます。
靴を大切にするために
靴底用接着剤があると、お気に入りの靴を長く使う事ができます。そのためには、まずは、おすすめの靴底用接着剤を選んでみましょう。その際、靴の素材をチェックするのを忘れないようにしましょう。
靴のお手入れ
靴が壊れてしまった時には、靴底用接着剤を使い、修繕する事も大切ですが、靴をきちんとお手入れしておく事も、長く使っていくためには必要です。
革靴のお手入れ
ブラシで、しっかり汚れを落とした後、クリーナーをウエスにとって、薄く延ばすように塗ります。クリーナーを塗ったら、汚れをふき取り、クリームをむらなく塗っていきます。ブラッシングで余分なクリームを落して、全体を磨きます。撥水スプレーをかけてシューツリーを入れ、靴を休めます。
雨でぬれてしまった時は、雨と汚れをふき取り、靴にティッシュでくるんだ新聞紙を詰めて、半日程風通しの良い日陰で乾かします。靴が乾いたらクリーナーで汚れを落とします。雨のダメージを受けた革にクリームを塗り、撥水スプレーをかけておきます。
スニーカーのお手入れ
靴紐やインソールを外して、分けて洗います。汚れがひどい時は、流水で先に落とし、粉石鹸を入れたぬるま湯で、もみ洗いをします。落ちにくい時は、固形石鹸を使ってブラッシングします。終わったら流水ですすぎ、乾燥させます。
毎日のスニーカーのお手入れとして、1日履いたらブラシで挟まった砂などを取り除いておきましょう。撥水スプレーをかけておくと、汚れがつきにくくなります。
スエド地のスニーカーのお手入れ
スエド地スニーカーは、水洗いできませんので、ブラシでホコリを落した後、スエードクリーナーを使い、汚れを落します。撥水スプレーをかけておくと、汚れが付くのを防げます。
サンダルのお手入れ
サンダルも壊れた時には、靴底用接着剤を使い修繕すれば良いですが、普段からの手入れも大切です。ぬるま湯に浸けたタオルをよく絞り、弱酸性洗剤を含ませて、汚れを取ります。その際、叩くようにして汚れを落としましょう。汚れがひどい時は、歯ブラシを使います。
新しいタオルを使って、サンダルの水気をふき取ったら、風通しの良い場所で乾かしましょう。必ず自然乾燥するようにしてください。ドライヤーなどを使うと、変色や変形してしまう事があります。
靴の手入れと靴底用接着剤をうまく使おう
靴というのは消耗品です。破れて履けなくなれば、捨てるしかありません。しかし、靴の手入れをきちんと行い、靴底用接着剤で壊れた時にその都度修繕していけば、長く使えます。また、靴にはそれぞれの特徴や材質があり、それに合った靴底用接着剤を選ぶ事も、靴を長く使っていくためには重要です。ご紹介した商品を、靴底用接着剤を選びの参考にしましょう。