CPUクーラーのおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

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CPUクーラーの種類とおすすめの選び方は?
CPUクーラーといってもさまざまな種類のものがあります。大きさや、冷却方法の種類もさまざまです。おすすめ商品を買ってから自分のパソコンには取り付ける事のできないパーツだったと気づくことにならないため、しっかりと選びましょう。
CPUクーラーの種類
CPUクーラーの種類は大きくわけて3種類です。それぞれの特徴などを紹介します。
ファンタイプ
ファンタイプはよく既製品についているタイプのクーラーです。CPUを冷やすものだけではなくパソコンケースの上下左右さまざまな所に取り付けられています。パソコンケースの前から後ろなど、風のとおり道をつくって効率的にパソコンケース内を冷却する効果があります。
CPUクーラーファンの規定サイズ |
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120mm |
90mm |
80mm |
その他:140mm以上のオリジナル商品 |
CPUファンの規定サイズは決まっており、サイズの大きいファン方が風量を確保しやすいため、回転数をおとしてファンの動作音も抑えることができます。ファンタイプのCPUクーラーは、サイドフロー型とトップフロー型の2種類に分かれます。
・サイドフロー型
サイドフロー型のCPUクーラーは横から風を当ててCPUの熱を背面ファンで排気する作りになっています。パソコンケース内の前から後ろへ直線的になりエアフローが作りやすく設計されているおすすめ商品です。
・トップフロー型
トップフロー型のCPUクーラーは、下に向けて風を当てる作りです。そのため、CPU以外のパーツ全体を冷却することが可能です。エアフローの流れには注意が必要で、CPUを冷却した後の温かい空気を逃がす適切な流れを作ることが重要になってきます。エアフローにもこだわりたいかたにおすすめです。
クーラータイプ
ファンがついていないタイプがクーラータイプです。シルバーのヒートシンクがかなり大きなものになっています。ヒートシンクのみでCPUの熱を吸い上げ、そこに風をあてて冷やすしくみです。静音性は抜群のおすすめCPUクーラーです。
水冷式タイプ
水冷という名前のとおり、水を使用してCPUを冷却するパーツです。ヒートシンクは小さなものですが、そこに冷却水が入っていおりパイプを通ってラジエーター内の冷たい水と循環させながらCPUを効率的に冷やしていくことが可能です。
現在メーカーの既製品に最初から搭載されているパソコンは少なく、ゲームパソコンと言われる、CPUの熱が上がりやすい高スペックパソコンによく搭載されています。
パソコンでオンラインゲームをしたり、重たいソフトをいくつも同時起動するかたにとって重要な冷却機能の高いおすすめのCPUクーラーです。
CPUクーラーのおすすめ選択方法は?
CPUクーラーを選ぶためにおすすめのチェックポイントを紹介します。
大きさを決めよう
まずおすすめするのは何よりも大きさの確認です。どんなに高性能のCPUクーラーを買ったとしてもパソコンケースに入らなければ使用できません。自分のパソコンケースがどのくらいの大きさのCPUクーラーサイズに対応しているのかまず調べましょう。
自分のパソコンケースの大きさがわかれば、それに合わせたサイズのCPUクーラーを探していくことができます。
CPUのソケットを確認しよう
CPUソケットとは、マザーボードのCPUを取りつける部分にある部品のことです。マザーボードに取り付け可能なソケットの種類として、AMDタイプやLGA1155、LGA1150、LGA1366などまな表記がされており、ソケットの形状に合わせたCPUクーラーを選ぶ必要があります。
最近のものはCPUクーラーの付属品にさまざまなソケットタイプに対応できるよう付属部品がついています。まずは自分のパソコンのマザーボードに対応しているソケットの種類を確認しておくようおすすめします。
静音性を考えよう
パソコンを長時間使用する場合、音が静かなのは嬉しいことです。ポイントはCPUクーラーについている、ファンの大きさやヒートシンクの薄さです。基本的にファンが大きければ大きいほど回転数が少なくてすむので、音も静かになっていきます。使用したいCPUクーラーのスペックを見ると騒音レベルが記載されている事が多いので、使用中の音の大きさも数値で確認する事ができます。
さらに音の原因になるものはヒートシンクを風が通る時に発生する風切り音です。この音は、ヒートシンクが薄いほど音が小さくなります。ただ、ヒートシンクが薄いということは、それだけCPUの熱を吸い上げにくくなるという事ですので冷却性能が落ちてしまう場合もあります。
静音性について考える時のおすすめポイントは、ファンの大きさとヒートシンクの薄さのバランスがとれているかどうか、騒音レベルの数値を考えて調べることができます。
無音を目指す場合
クーラータイプはヒートシンクのみでファンが全くついていないCPUクーラーです。この場合、清音ではなく音の発生源が無いため、CPUクーラーから出る音はなくなります。パソコンにこだわりがあり、パソコンケース内のエアーフロー設定が必要です。
このタイプのCPUクーラーは大きい物が多いので、パソコンケースがミドルタワーケース以上、フルタワータイプの大型パソコンケースを利用されているかたにおすすめです。
価格
CPUクーラーといってもやはり値段もさまざまです。安いものであれば1000円代、高ければ何万円もする物もあります。値段が高ければ良いとは言えませんので、しっかりとご自身の予算を設定しておき、その範囲内で一番おすすめのCPUクーラーを探していきましょう。
CPUクーラーおすすめ人気ランキングTOP3
ランキング3位:「白虎 SCBYK-1000I」
おすすめ商品の第3位は株式会社サイズが販売している「白虎SCBYK-1000I」です。この商品の特徴はサイドフロータイプでは珍しくファンの口径がとても小さく設計されています。
mini-ITXなど小型のパソコンケースにも搭載できるように高さ130mmで設計されています。
またヒートパイプが垂直ではなく斜めに設計されているので、横にあるメモリスロットへの干渉も避けることができます。小さなパソコンケースにも使用できるおすすめCPUクーラーです。
ランキング2位:「MasterLiquid Lite 120 MLW-D12M-A20PW-R1」
口コミちょっと高価な空冷式を買うならコチラの選択肢もありだと思います。 CPU i5-6600 ケースはThermaltake Core V21を使ってます。
おすすめ商品の第2位は「Master Liquid Lite 120FN1092 MLW-D12M-A20PW-R1」です。この商品の特徴はやはりよく冷える水冷式です。
クーラーマスター社のオリジナル商品で、静音動作にも配慮した設計になっています。またIntelとAMDどちらの最新システムにも導入可能のおすすめの商品です。
ランキング1位:「虎徹 MarkII SCKTT-2000」
口コミCPU7700Kを使いThermal Grizzly社の高性能熱伝導グリス Kryonautと併用していますが15%程度のOCなら余裕でできています。
おすすめ商品の第1位は「虎徹MarkIISCKTT-2000」です。このモデルも株式会社サイズが販売している物です。サイドフロー型のCPUクーラーでIntelとAMD多くのソケットにも対応しています。高さも154mmと低めに設計されているため、さまざまなパソコンケースにも取り付けやすくなっているのも特徴です。
フルタワーケースまでの大きさは必要ないので、ミドルタワーケースを利用されている方にもおすすめできる商品です。
特徴・用途別おすすめのCPUクーラー
ここからは数あるCPUクーラーを4つの特徴に分けて、それぞれ特徴や用途別でおすすめのCPUクーラーを紹介していきます。
静音
静音性を求めるかたにおすすめなのが「ETS-T40F-TB」です。とても細長いスタイルに設計され、マザーボードがどんなメモリソケットの作りでも干渉しないようになっています。ノイズのレベルも10~21デシベルと安定しており、清音性を求めたパソコン作りに適しています。
重さも計量で、その分マザーボードへの負担も少ない設計となっています。静音性重視でパソコンを組み立てたいスタイルにおすすめの商品です。
空冷
口コミハイエンドCPUクーラーだけあって風量もありよく冷えるが、自分はトリプルファン仕様の為音は全開にすると爆音になります。
空冷式、ファンで熱を冷やすことの特化したハイエンド向けのおすすめCPUクーラーが「Silver Arrow IB-E Extreme」です。この商品にはファンを3枚取り付けられる設計になっています。
当然その分冷却性能も高く、オーバークロックした状態でもCPUの温度を安定した状態に保つことが可能です。
風切り音は回転速度を上げれば上げるほど大きくなります。ハイエンドマザーボードを利用されているかたで、パソコンケースも十分な余裕がある場合に取り付けられるおすすめの商品です。
水冷
口コミ7700k 5.0GHzを排気で冷やして頂いてます。 ケースが小さいU4なので水冷の選択は120mm。 殻割り+これで十分です。
水冷式タイプのおすすめ商品は「H100i V2 CW-9060025-WW」です。240mmラジエータが搭載されています。IntelとAMD両方に対応可能なユニバーサルデザインなのでどんなマザーボードにも適応できるよう設計されています。
専用のソフトがありファンの回転数をコントロールできます。付属しているUSBケーブルを利用すると、温度や回転数のモニターで確認できます。スケルトンタイプのミドルタワーケースやフルタワーケースを利用しているかたなら、ポンプヘッドにあるCORSAIRロゴ部分の色を変える設定が可能です。CPU温度に適した色に自分で設定できるので、色を見るだけで温度管理することができます。
当然ハイエンドモデルですので、オーバークロックにも対応する充分な冷却性能があるおすすめの商品です。
1150トップフロー
intelのLGA1150に対応しているトップフロータイプのオススメ商品は「Siberian CC-Siberian-01」です。シンプルなデザインに設計されています。
通常音が大きくなる小型の80mmファンが搭載されているCPUクーラーの中では静音性にも優れており、フル回転している時でも比較的音が小さいのが特徴です。コスト面でもCPUクーラーの中では安い部類に入るおすすめ商品です。
おすすめのCPUクーラーのメーカー・ブランド3つと代表製品
サイズ
株式会社サイズは千葉県にあるパソコンパーツの開発販売をしている会社です。商品名には風魔、虎徹、無限などの漢字が取り入れられているものが多く、それぞれ違った特徴のある商品が開発されています。
「無限五 リビジョンB SCMG-5100」はヒートパイプが6本あり、サイドフローファンにより効率的に冷却可能な設計になっています。大型のヒートシンクが採用されているのでハイエンドクラスのパソコンにも利用可能です。
静音性も高く、ファンの回転数を減らしても一定の冷却性能が保てるように設計されています。AMDの最新ソケットAM4「RYZEN」やintelのLGA1151にも対応しており、さまざまなマザーボードにも対応できるのもおすすめポイントです。
Antec
口コミ青色のLEDが、まさにふわ~と点灯・・・CPUが熱くなると緑に変化(一生懸命冷やしてる?)今どきの中身丸見えPCにいい感じ。
Antecはアメリカに本社があるパソコンパーツの専門販売メーカーです。おすすめ商品は数多くあり商品は世界中で販売されています。
Mercury360は最新ソケットに対応した水冷一体型ユニットのおすすめCPUクーラーです。ポンプヘッドがLEDライトによってひかるので色に合わせて温度調整ができる設計になっています。
Thermaltake
口コミこちらのクーラーでi7 6950xを使っています。 全コア4.2hzでocしていますがアイドル時27度、ゲーム中は40度程度とよく冷えます。
Thermaltakeは本社が中国にあるパソコン周辺機器を製造している会社です。製造している種類もケース、電源、クーラーなどさまざまなものがあり、日本でも販売されています。
「Water3.0Ultimate」は360mmラジエーターデザインが特長の商品です。トリプル120mmファンによる強い冷却機能を持ったおすすめ商品です。
CPUクーラーの使い方・活用方法

CPUクーラーは取り付けて終わり、というわけではありません。そこからしっかり設定していくことで、よりパソコンの環境を向上させていきましょう。
BIOSの設定をしよう
CPUクーラーを新しく取りつけた場合、最高回転で回っているため静音タイプのCPUクーラーを買っても効果が実感できません。BIOS画面でファン設定をしてみましょう。よくあるAMIとAwardのBIOS設定方法ついて紹介します。
設定方法
・AMIのおすすめ設定方法
「Power」メニュー内の「Hardware Monitor」を選択してください。それから「CPU Q-Fan Control」を「Enabled」に設定しましょう。「CPU Fan Profile」からFanの回転速度を設定することができます。重たいシステムを使用しないのであれば「silent」で問題ありません。
・Awardのおすすめ設定方法
「PC Health Status」の「CPU Smart FAN Control」を「Enabled」にすると自動で回転数を適切な状態へ制御してくれます。
設定後セーブし再起動して音が小さくなっていれば成功です。
グリス
¥ 1,922
口コミグリスがダメになり塗り替えようのグリス探していたらこれが出てきました。 相当ガタが来ていたノートパソコンに塗ったらかなり動作が軽くなりました。
グリスはCPUとCPUクーラーの間に塗る大切なパーツの一つです。既製品を購入した場合、最初からCPUに塗られています。ですが、新しくCPUクーラーを取り付けるさいには塗りなおす必要があります。
どれだけCPUクーラーがCPUの熱を吸い上げやすくなるかに影響しますので、とても重要なパーツです。頻繁に交換する必要はありませんが、期間がたつとCPUの熱でグリスが固まり熱伝導が悪くなってしまいます。グリスが原因でCPUの温度が上がっている場合は塗りなおすと改善できるでしょう。
CPUクーラーを使ってパソコンを快適にしよう
パソコンを利用している時にCPUは非常に高温になっています。重たいシステムを利用していなければ通常時のCPUは50度くらいです。しかし、重たいシステムを利用したり、複数のシステムを同時に起動したりすると一気に温度が上がり80度以上になると熱暴走の危険があります。
温度が上がれば上がるほどパーツへの不可がかかり、100度を超えるとフリーズしたり、故障したりする原因となります。そうならないためにも、しっかりとCPUクーラーを活用していきましょう。
CPUクーラーの種類は多く、形やサイズ、見た目もさまざまです。目的に合わせて商品を選び、これから適切にCPUを冷やすことができればパソコンをより長く、そして快適に利用できるでしょう。ご自身のパソコンのためにもCPUクーラーをよく吟味し選ぶことをおすすめします。