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2017年12月19日

短編小説おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

本を読む習慣を持とうかな、という時は短編小説から入るのがおすすめ。ミステリー、恋愛、感動、ホラーなどのジャンルごとにおすすめの短編小説をご紹介しています。また、読書感想文におすすめな短編や短編小説の楽しみ方などもお伝えしています。ぜひご覧ください。

短編小説おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

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短編小説の種類と選び方

短編小説おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

短編小説の種類

短編小説には、50ページから150ページ程度の中短編と数ページのショートショートがあります。ショートショートでは星新一が有名です。

短編小説、と言った場合通常ショートショートではなく中短編を指します。

短編小説の選び方

本をあまり読まない場合、何を読めばいいのかよく分からないです。何が読みたいかは決まっていないけれどなんとなく本が読みたい、とりあえず適当に買ってみよう、という場合は短編小説を選んで、文庫本で買うのがおすすめです。安いですし場所をとりません。軽いので通勤に持っていくこともできます。

文庫本の裏側にはたいていあらすじが書いてあります。あらすじを読んで面白そうだと感じたものを買うといいです。ビニールカバーが掛かっていない場合は、最後の方のページを開いてみましょう。本の内容の紹介とおすすめの理由などがあとがきとして書いてある場合があります。

短編小説おすすめの人気ランキングTOP3

ランキング1位「この人の閾」保坂和志

この人の閾
この人の閾
口コミ

初めの「この人の閾」は素晴らしい。なぜこんなに面白い小説を、もっと早く読まなかったのだろう、と激しく後悔した

「純文学の短編小説を何か読みたい」と思った時は芥川賞作家のものを選ぶのがおすすめです。芥川賞は中短編の純文学の中で素晴らしいとされた作品に与えられる賞です。年に二回選考会が行われています。

保坂和志は「この人の閾」で芥川賞を受賞した作家です。明るくてのんびりとした雰囲気が特徴です。フリーターがたくさん出てきます。猫が出て来る小説も多いので猫好きの人にもおすすめ。暗かったり読むと疲れたりするタイプの小説ではないので、純文学を初めて読む人にぴったりです。明るい雰囲気なので人におすすめしやすいのも魅力です。

起承転結がはっきりしていないので、途中でドキドキして最後にハッピーエンドになるような物語が読みたい、という人には物足りないかもしれないため3位になっています。

ランキング2位「回転木馬のデッド・ヒート」村上春樹

回転木馬のデッド・ヒート
回転木馬のデッド・ヒート
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八編が収録されていますが、どの話も文句なしに面白かった。

「村上春樹」という作家がいるという事はなんとなく知っている人も多いのではないでしょうか。「海辺のカフカ」「1Q84」などのものすごく長い小説で有名です。しかし、短編小説もたくさんあります。

大長編を読むと挫折しそう、でもベストセラーは押さえておきたい、という人は短編を読むのがおすすめです。「村上春樹って好き。何か読んだ」という会話になったときに「読んだことない」と言ってしまうと話が盛り上がりません。しかし「1Q84はまだ読んでないけど短編なら読んだ」と答えられれば、本好きの人も心を開いてくれるはずです。

「回転木馬のデットヒート」には30才から35才くらの人々がたくさん出て来るので、そのくらいの年代の人が読むと面白いと感じやすいのではないでしょうか。

独特の世界観で、苦手な人もいるため2位になっています。

ランキング1位「とかげ」吉本ばなな

とかげ
とかげ
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短編でありながらも、とても濃い内容で楽しめました 表現の仕方が綺麗で、読み終わった後、心が暖まりました

1位は吉本ばななの「とかげ」です。恋愛ものなのでとっつきやすく、簡単な言葉で書かれているので読みやすいのがおすすめの理由です。せっかく短編小説を読んだら人におすすめして感想を言い合いたいです。この短編小説は面白い上に、きわどかったりグロテスクだったりする話が入っていません。可愛らしくて上品な雰囲気なので、人にすすめやすいですし話題にもしやすいです。

特徴・用途別おすすめの短編小説

ミステリー

幻坂
幻坂
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大阪府民なので手に取って読んでみました。 9つの話からなる短編集です。

大阪にある坂を舞台にした短編小説です。有栖川有栖は推理小説家です。「幻坂」は殺人事件が起きて探偵がそれを解決してという話ではありませんが、日常の中に謎があって、それが解決していくという話なので読んでいて謎が解けたという楽しさがあっておすすめです。

大阪の実在する坂が舞台になっているので大阪に旅行に行ったことがある人、大阪に住んでいる人には特におすすめです。天王寺の近くや清水寺のあたり、四天王寺の参道などが出てきます。ご当地感を味わえるので旅好きの人にもおすすめです。

ミステリー 古典を読みたいなら、こちらがおすすめ

教えと旅する男
教えと旅する男
口コミ

口コミ無し

ミステリーと言えば江戸川乱歩です。黒蜥蜴や少年探偵団などのシリーズで有名です。短編小説ではこの「押絵と旅する男」が人気があります。ミステリーの面白さと共に、大正時代のなんとなくロマンティックで優雅な雰囲気を味わうことができておすすめです。

恋愛

風味絶佳
風味絶佳
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職人の放つオーラ、セクシーさ、男らしさをぎゅっと詰め込んで、女の子のエッセンスを追加してできた作品。彼らの、彼女らの甘く濃ーい風味を味わえます。それはもう滋養豊富。風味絶佳。

黒人との恋愛を描いた「ベットタイムアイズ」でデビューした小説家の短編集です。著作には外国人との恋愛の小説が多いのですが、「風味絶佳」は日本人同士の恋愛の短編小説です。

ガソリンスタンドで働く青年の話や、とび職の男性の話、資産家の家に産まれて似た様な家の男性と結婚した女性がゴミ収集の仕事をしている男性との恋に落ちて家出する話しなどが入っています。ゴシップっぽい雰囲気の短編小説ではないのでそこもおすすめ。

映画化された短編小説でもあります。大人っぽい恋愛を読みたいという人におすすめです。

恋愛 失恋した時に読むなら、こちらもおすすめ

号泣する準備はできていた
号泣する準備はできていた
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女性の面倒くさい感じが男性には 理解できないってことから来るウンザリなのかもしれないと 思うと共感に変わる。

失恋した時に読むならこちらがおすすめです。性格の行き違いや色々な事情から分かれてしまった男女やうまくいかなくなった男女の話がまとめられた短編小説です。「号泣する準備はできていた」というタイトルですが、悲しい話ではないので読んでも落ち込まないのもおすすめの理由です。

恋愛 高校生にはこちらがおすすめ

放課後の音符
放課後の音符
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17歳の恋愛ストーリーと聞き甘さ成分強めかと思ったら、予想以上にシビアでほろ苦く、切なかった…。

高校生には山田詠美の「放課後の音符」がおすすめです。17歳の男女の恋愛についての短編小説です。

大人っぽい子が主役の話もあれば、大人しい子や悩んでいる子が主役の話もあるので、きっと共感できる短編に出会えるのでおすすめです。

感動

愛がいない部屋
愛がいない部屋
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40代後半となり、仕事におわれてここ数年読書から遠ざかっていましたが、とても読みやすく、一気に読み終えてしまいました。

「池袋ウエストゲートパーク」というドラマをご記憶でしょうか。あのドラマの原作を書いた石田衣良の短編小説です。

都会の高層マンションを舞台にした短編集で、同じマンションの部屋ごとに色々な恋愛模様が繰り広げられる様子が描かれた短編小説です。

ストーリーがしっかりあって泣けるようなものが読みたい、という時におすすめです。

海外

十二の遍歴の物語
十二の遍歴の物語
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キューバなどで異邦人として暮らしてきた著者の人生観が味わえる

海外の小説を読むなら、日本人と全く違う雰囲気のものを読んでみたいのではないでしょうか。ラテンアメリカの作家が書く小説は、日本人の書くものとはかなり違います。

ラテンアメリカの作家では、ガルシア・マルケスが有名です。「百年の孤独」という作品が代表作です。しかし「百年の孤独」は大長編なので読み始めるには勇気がいります。

短編小説でも十分に別の文化の雰囲気を味わうことができます。「十二の遍歴の物語」の最後に出て来る「雪の上に落ちたお前の血の跡」が若い男女の恋愛の話で、読みやすいです。

海外 こちらもおすすめ

ナイン・ストーリーズ
ナイン・ストーリーズ
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「ライ麦畑でつかまえて」で日本でも有名なJ.D.サリンジャーの自選短編集。

「ライ麦畑でつかまえて」で有名なサリンジャーの自選短編小説集です。登場人物がみな、繊細で感受性の豊かな雰囲気です。ぼんやりした悩みを抱えている主人公たちがそれを解決しようとするような物語です。

ただ、結局解決しない話も多いので、ラストはハッピーエンドがいい。という人には向きません。雰囲気を楽しみたい人におすすめです。

有名な短編小説なので、読書家の人は読んだことがあるか名前を知っている可能性が高いです。印象的な話が多いので、読んだという人を見つけたら感想を聞いて話し合うのもいいです。

この漫画のタイトルは「ナイン・ストーリーズ」が元になっている

BANANA FISH
BANANA FISH
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若干、時代のギャップを感じるも、友情が主題のハードボイルド。 じっくり読みます!

吉田秋生の「BANANA FISH」、懐かしいと感じる人も多いのではないでしょうか。最終回が雑誌に載った時にはそのことが新聞に載ったほどの人気でした。日本人の少年とアメリカ人の少年の友情を描いた物語です。このタイトルはサリンジャーの「ナインストーリーズ」の中の一作、「バナナフィッシュ」から取られています。

「ナイン・ストーリーズ」は吉田秋生の「BANANA FISH」が好きだった、という人にもおすすめです。こういう話だったのか、という発見があるはずです。

ホラー

キノの旅
キノの旅
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人の痛みが分かる。多数決。二度と戦争をしない。どれも一見すごく素晴らしいことのように思えるのに、こんな一面もあるのか。人間の深い部分をえぐる。

最近アニメ化されたので、タイトルに見覚えがある人もいるのではないでしょうか。キノという主人公がバイクに乗って色々な国を旅するという物語です。何巻もあるのですが、一話完結なので短編小説として楽しむことができます。

多数決の国、人を殺していい国、など色々な国が出てきます。どの国も不気味です。じわじわ怖くなってくるような話を読みたい人におすすめです。

中学生

御伽草子
御伽草子
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「古典文学を読んでみたいけど敷居が高い」という方にもオススメ。

「浦島太郎」など、昔話を下敷きにして書かれています。そのため、舞台設定がよく分からない、登場人物の名前を覚えられない、などの混乱がありません。そろそろ大人っぽい本も読んでいきたい、という時の入り口としておすすめです。

中学生 ライトノベル

魔術師オーフェンはぐれ旅
魔術師オーフェンはぐれ旅

「本を読む習慣が無い」という中学生の場合はライトノベルから入って、本一冊読むのは案外簡単だという感覚を掴んでいくといいでしょう。

「魔術師オーフェン」は、オーフェンと言う魔術師が居なくなってしまった姉を探して仲間と共に世界を旅する物語です。本編は長編ですが、「はぐれ旅」の方は一話完結です。

全編コメディーで笑える話ばかりなので、本を読みつけていない人でもすらすら読めます。

ファンタジー

ニルスのふしぎな旅
ニルスのふしぎな旅
口コミ

悪い子ニルスがトムテに小人にされてしまい、ガチョウとともにガンの群れとスウェーデンを旅するお話の全訳版です。

ニルスという少年が小人になってガチョウの背に乗って冒険するというファンタジーです。

「ニルスは悪い事をしたので小人にされた。モルガンはニルスの家のガチョウで、ガンに一緒に旅をしようと言われてついて行った。ニルスもついて行った」ぐらいの大まかなアウトラインだけ押さえておけば、基本的に一話完結なので飛ばし飛ばし気に入ったタイトルを一話ずつ読んでも楽しめます。

北欧の田園をガンの群れと共に旅をするというストーリーのため、描かれている風景がとても綺麗です。旅行したいけど時間が無い、旅をしている感じのファンタジーを読みたい、という人におすすめです。子供向けですが大人も楽しめます。

読書感想文

檸檬
檸檬
口コミ

初めて読んだのは、中学生の時ですが、色褪せない作品と 言うのは、こういうものを言うんですね。

読書感想文におすすめなのは古典名作です。とはいえ感想文のために長い小説を読むのは大変なので短編小説を選ぶといいです。

梶井基次郎の「檸檬」、芥川龍之介の「芋粥」中島敦の「山月記」などは短くて内容も濃く、有名な古典なので読書感想文にぴったりです。

「檸檬」は色々な事でストレスがたまった学生が本屋にいたずらで爆弾に見立てたレモンを置いていくというような話です。繊細で感傷的な文体が魅力とされています。

おすすめの短編小説作家3人と代表作

芥川龍之介「羅生門」

羅生門
羅生門
口コミ

内容は難しいけど読んでいくと吸い込まれます。

短編小説といえば芥川龍之介は外せません。短編小説の名手と言われています。

「羅生門」は教科書で読んだという人も居るのではないでしょうか。「鼻」も高校生の実力テストの読解問題などにもよく使われるので、どこかで読んだことがある人も多いでしょう。鼻が大きいのが悩みのお坊さんが頑張って鼻を小さくする話です。

文体が少し古い感じがするので読みにくい点もあるでしょうが、どこかで読んだり聞いたりした話なので、読み進められるはず。

太宰治「女生徒」

女生徒
女生徒
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こんなにも、読んでいて、心が苦しくなる小説はありませんでした。この短編だけでも、多くの方に読んでもらいたいです。

太宰治は「斜陽」で有名です。「斜陽」は華族が没落していく様子を詩的に描いた小説です。太宰治は短編では「女生徒」が人気です。女の子の一日が心理描写と共に描かれています。

女の子が話しかけてきているような文体で書かれていて、難しい言葉や古い言い回しも無いので読みやすいです。

村上春樹「蛍」

蛍・納屋を焼く・その他の短編
蛍・納屋を焼く・その他の短編
口コミ

この短編集の中で「納屋を焼く」が大変気に入りました。 タルコフスキーの映画に、納屋を焼く印象的なシーンがありましたがそれを思い出しました。

村上春樹というと大長編というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。本屋に平積みされているのはものすごく分厚い本、しかも前後二冊、という場合が多いです。しかし、短編小説もたくさんあります。

「中国行きのスロウボウト」「回転木馬のデットヒート」などもおすすめですが、「村上春樹を読んだ」という話題作りのために一冊だけ読むなら「蛍」がおすすめです。

「蛍」は「ノルウェイの森」という長編に出て来るキャラクターが出て来るので村上春樹好きの人と話すときに盛り上がりやすいです。

古典なら青空文庫で無料で読めるかもしれない!

短編小説おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

青空文庫というサイトをご存知でしょうか。著作権が既に失効している作家の小説を無料で読むことができるサイトです。

長編小説を読むとなるとパソコンやスマホの画面では目が疲れてしまってとても最後まで読めたものでは無いですが、短編なら大丈夫です。古典を押さえておきたい、短編をまず数本読んでみようかな、という場合は青空文庫で読んでみましょう。ご紹介した芥川龍之介、江戸川乱歩、太宰治などは青空文庫でも読むことができます。

青空文庫は読書家にもおすすめです。「本は紙でないと」という思いから青空文庫を見ていない人もいるでしょうが、好きな作家の名前で著作を調べてみると、まだ読んでいないものが見つかることがあります。また、なかなか本には収録されないエッセイなどが読めることもあります。著作の名前を一覧として見ることができるのも魅力です。

短編小説の楽しみ方

短編小説は読もうと思い立ったら一気に読めるのが一番の魅力です。何巻も続くような長編を読み始める時のように気負う必要がありません。

好きな作家がまだ居ないけれど、本を読む習慣を持とうかな、と思っている人にもおすすめです。短編を一作ずつ読んでみると自分が誰のどんな小説が好きなのか見えてきます。

朗読

短編小説は朗読にも向いています。絵本はそろそろ卒業したけれど、まだ夜寝る前に何か読んでもらいたがる、という年頃の子供には短編小説を読み聞かせてあげるといいです。文庫を選べば絵本ほどかさばらないから収納に困らないのも魅力。ご紹介した「ニルスのふしぎな旅」はそういう使い方にもおすすめです。

短編小説を楽しもう!

この作家気になるけれど長編を読む時間は無いなという場合は、その人の短編小説はないか調べてみると案外見つかることが多いです。短編小説は気軽に読み始められるのが魅力です。「ちょっと本を読んでみようかな」と思った時に「でも時間がかかるから」と辞めてしまうのはもったいないです。短編小説なら読めるはずです。

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