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2017年12月14日

哲学本おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

自分の性格に合わせて、好きな哲学本を見つけ、人生を新たな一面から見てみませんか。今まで白黒だった世界が、急に彩輝くに違いありません。難しいからと言って距離を置くのではなく、積極的に哲学に触れていきましょう。今回は哲学の本をご紹介します。

哲学本おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

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哲学本の種類と選び方

哲学本を読むことによって、生や死といった人間の根本的な部分を頭の中で少しずつほぐしていくことができます。

つまり、人生に行き詰まった時に、人生のヒントが書いてあるのが哲学本です。しかし哲学といわれると難儀な気がして、なかなか手が出せないということもあります。そこで、今回はおすすめの哲学本と、その選び方を紹介します。

哲学本の種類

哲学の本といっても、さまざまな本があります。まず、哲学者の書いた本です。これがすべての根本になるため、はじめにチャレンジすることをおすすめします。しかしこうした本は、難しい哲学用語ばかりで理解するのに苦労します。ある程度哲学者の系譜を知っていなくては、面白く読むことはできないでしょう。そこで二つ目の本がおすすめになっていきます。

二つ目は、哲学者の書いた本を解説してくれる学者の本です。哲学に触れてこなかった人は、まずここから入ることをおすすめします。この解説してくれる本のうち、哲学体系の歴史をプラトンからニーチェ以降までわかりやすく伝えてくれるもの、ハイデガーのみの解説をしたものなど、さまざまなものがあります。

最近では哲学者の名言を抜粋して一言日めくりカレンダーのように読みやすく並べたものまであります。読むことが肝心なので、気軽に手に取り読み終えることのできる分量のものをおすすめします。

哲学本の選び方

哲学を勉強しようと思う学生でも、哲学者の書いた本をそのまま読んで理解しようとするのは困難です。必ず補助してくれる解説の本が必要になってきます。

まず、哲学の体系を教えてくれる本を選びましょう。それを熟読し、気に入った哲学者の本を読んでみるというのが一番いいでしょう。お気に入りの一冊に出会うきっかけとして、ここではおすすめの哲学本を紹介します。

哲学本おすすめ人気ランキングTOP3

おすすめランキング3位 ヴェーユの哲学講義/シモーヌ・ヴェーユ

ヴェーユの哲学講座/シモーヌ・ヴェーユ
ヴェーユの哲学講座/シモーヌ・ヴェーユ
口コミ

生きることへの直向さを教えてくれる一冊です。

おすすめランキング第三位は、フランスの哲学者シモーヌ・ヴェーユが教師として学生たちに教えていたころの哲学講義ノートの再現『ヴェーユの哲学講座』です。ヴェーユが高校教師時代に行なっていた哲学の講義を、生徒が一冊にしたおすすめの哲学本です。

高校の授業といっても、長い思想史を持つフランスの根本から物事を探求する授業姿勢は日本の教育とは違い、ただ哲学の諸問題や思想を覚えさえるというのではありません。ヴェーユは当時の生徒に、そして我々読者に問題を投げかけ、揺さぶります。

この本では当時の高校の授業マニュアルにのっとった客観的な哲学の諸問題について述べられてもいますが、後半になるとヴェーユ自身の個人的思想や感情も浮かびあがってきます。哲学者の哲学講義ということで、たいへんおすすめの一冊です。

おすすめランキング2位 反哲学入門/木田元

反哲学入門/木田元
反哲学入門/木田元
口コミ

哲学を否定するものではなく、哲学がなぜ哲学たるかを歴史的背景を紐解き説明する良書。

「哲学」とはそもそもなんなのか、西欧と日本の哲学への価値観の差に触れつつ、諸々の考えがどこから生まれ、哲学者たちは各々何をテーマに熟考し、互いに影響しあって引き継いでいったのかということを、時代背景を含めて説明してくれるおすすめの良著です。わかりやすく、哲学という人類の思考の蓄積とその流れを掴むことのできるおすすめの本です。

この本を読んで、気に入った哲学者を見つけ、その哲学者の本にチャレンジしてみるのもいいでしょう。また著者はハイデガーの著作や講義を訳しており、ハイデガー関連の本を豊富に出しています。そちらもおすすめなので、並行して読んでみるのも良い読書経験となるでしょう。

おすすめランキング1位 ツァラトゥストラかく語りき/ニーチェ

ツァラトゥストラかく語りき
ツァラトゥストラかく語りき
口コミ

もちろん、内容は何度も読み込まなければ理解できないとは思いますが、文章自体は読みやすい言葉で訳されていますのでチャレンジのしがいがあります。

栄えあるおすすめ哲学本の第一位はツァラトゥストラかく語りき。ニーチェの本です。この本は哲学研究として名高いばかりではなく、その文章の詩的純度から小説や神話のようにも読むことのできる変わった本です。そのため、難しいことがいっぱい書かれてあって閉塞するというよりも、小説感覚で文章の美しさをとらえながら読んでも面白い、おすすめの本です。

この本の中でニーチェは、神の死や超人、そして永劫回帰の思想を散文的な文体で記しています。読むという行動は読者の自由な領域であり、完璧に理解しながら進まなければいけないというものではありません。ニーチェの思想も拾いながらなによりもまず、純粋に文学としても楽しんでみてください。

特徴・用途別おすすめの哲学本

本というのは否が応にも読む人の生活へ染み入ってゆきます。そのため、なるべく自分の性向や環境に合った哲学本を選ぶのがよいでしょう。ここではそうした用途別の哲学本をおすすめしていきます。自分に合った哲学本を読み、人生の新たな道を開拓していきましょう。

ヨガをやっている人におすすめ

バガヴァッド・ギーター
バガヴァッド・ギーター
口コミ

耆に学ぶの中の「毒を食らえ」(執行草舟)を読み、ギーターに向き合いたいと思いました。「私は火である。私は火に焼べられた供物である。」

ヨガをやっていてインドに興味がある方におすすめの本は『バガヴァッド・ギーター』です。
インドの古典の中でもっとも有名な『バガヴァッド・ギーター』はヒンドゥー教の聖典であり,古来宗派を超えて愛誦されてきたおすすめの本です。

苦も楽もみな公平に見、正しく考え、自分のやるべきことを無心でやることを説いている一冊です。そしてたどりつくのがヨーガという行動です。執着を捨て、結果のために行動するのではなく、一切を公平に見て、ブラフマンに捧げるということの大切さが書かれています。

しかし少々難解な内容のため、インド哲学の思想や、ヒンドゥー教の周辺知識を理解してから読むことがおすすめです。

思想

ハイデガーの思想
ハイデガーの思想
口コミ

わが国におけるハイデガー研究の第一人者によるハイデガー概論。

ハイデガーは20世紀最大の哲学者であり、難解な思想家でもあります。そんなハイデガーの思想を理解するのにおすすめなのが木田元著ハイデガーの思想です。このハイデガーの思想はハイデガーの著書「存在と時間」の精緻な解読と同時に、ハイデガーという人間そのものに迫っていくことのできる良著です。

「存在と時間」を読むことは難しくても、この一冊を通してハイデガーの存在論や哲学史観をわかりやすく理解することができ、おすすめです。

初心者におすすめ

超訳ニーチェの言葉
超訳ニーチェの言葉
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毎日の日常生活にも多少の浮き沈みもある。そんな中で活力になったり、ヒントになる。

普段一切活字を読まない人、初心者向けのおすすめ本です。この本はニーチェの膨大な文章のなかから断片的に文章をぬきとって、その名言を並べた本です。

この本を読んでもニーチェの思想は全くわかりませんが、まずは言葉に触れてみる、そこからです。

哲学というだけで苦手意識を持っている方にも、哲学者でも自分と同じようなことを考えていたのだなと共通点を見出すことができて楽しくなります。

哲学者に触れるということや、ニーチェに触れる契機としては、この本はおすすめです。ニーチェの結婚観や恋愛観なども、現代社会とつながっていて面白く読めるでしょう。このシリーズにはほかにもブッダの言葉などがあり、そちらもおすすめです。

読書感想文におすすめ

君たちはどう生きるか
君たちはどう生きるか
口コミ

まず漫画を読んでもらい、その後文庫本を送りました。ちょくちょく読んでるようです。自身50歳になってこの本に出合うとは不運、不勉強でした。

読書感想文におすすめなのは『君たちはどう生きるか』です。コペル君という中学生の男の子が体験したこととそれに対して叔父さんがコペル君に向けて書いたノートから構成されています。これから生きていくうえで大切な考え方を身に付けさせてくれる物語で、読書感想文を書くのにはうってつけです。

この本が書かれたのは、80年前の日中戦争開始当時の言論の自由が制限されつつある時代です。次世代を担う若者に向けて人としてどう生きるべきかを問いかけた修身書でもあります。
これから世に出ていく学生は、ぜひ読んでみることをおすすめします。

フランスの哲学本でおすすめ

嘔吐
嘔吐
口コミ

難解な小説です。三回読みましたが、巻末の解説は、参考になりました。まったく古さを感じさせないことは、作品がすばらしいからでしょう。

「実存は本質に先立つ」という言葉で有名な、実存主義の第一人者として名高いジャン=ポール・サルトルは幼少の頃から文学作品による人類の救済を夢見ていました。1931年に哲学の教師となったサルトルは、哲学論文の執筆に励みながらも小説の創作を続け、その後嘔吐を発表します。

サルトルが世界に与えた影響は計り知れません。サルトルを読み、自分の存在について考えてみるのもいいでしょう。

自分自身の存在について見つめ、嘔吐感をもよおす限界まで自分の内部について思考し続ける主人公の人生や思想を、この一冊を読むことで追体験してみてはいかがでしょうか。他にもサルトルでは「水入らず」「存在と無」などがおすすめです。

おすすめの哲学本のメーカー・ブランド3つと代表作品

哲学本といってもどの出版社の本を読めばいいかよくわからないという方に、ここではおすすめの哲学本のブランドと代表作をご紹介していきます。

そのなかでも、電車の中や移動中でも手軽に読むことのできる文庫本のメーカーを3つご紹介します。隙間時間にぱらぱらとめくり、印象的な一行にマーカーをするなどして読書生活を豊かにしましょう。

平凡社のおすすめ本

思考と動き
思考と動き
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ベルクソンはゆっくりと読まなければならない。 この本の翻訳はわかりやすいと思う。 原文と翻訳が良いから、面白い。

平凡社はベルクソンや中世哲学史の本などがそろっています。中でもおすすめしたいのはベルクソンの本です。

ベルクソン『思考と動き』は、ベルクソンが自らの方法論について語っている本です。ベルクソンといえば時間の問題を追及した哲学者でもあります。もし難しいようであれば哲学体系を詳しく書いてある本を読んでから挑みましょう。

ベルクソンは、哲学とは直観であり、内的持続と創造・自由の観取だとこの本で主張しています。私たちは生きる時に、非連続的な状態を生きるのではなく、連続的で本来は分割のできない運動を生きています。それを分解できるのは、客観的な学問を形成するのに大切な知性が介在してくるからにすぎません。

一読すると難しいですが、ベルクソンはたくさんの小説家や思想家に影響を与えています。読めば何かしらの影響を受けること間違いなしの一冊です。

岩波文庫のおすすめ本

重力と恩寵
重力と恩寵
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ハッとするような警句や断章に溜飲が下がり,何度も何度も読み返したくなるフレーズが心につきささります。

岩波文庫にはたくさんの哲学の本があります。今回おすすめしたいのは、シモーヌ・ヴェイユの『重力と恩寵』です。ヴェイユを隅々まで理解することはとても難しいですが、読んでいくとところどころ共感する部分も多いでしょう。そうした部分に付箋を貼って、何度も読み返せば良い読書体験を送れます。

この一冊は、何度読んでも新鮮な発見ができる、とても素晴らしい本です。

人間の苦しみに対してシモーヌ・ヴェイユほど真摯にぶつかっていった思想家はいないでしょう。なぜ生きることはこれほど苦しいのか、神がいるのに悪が栄えるのかといった、誰もが一度は自分に問いかける問題に、ヴェイユは正面から挑んでゆきます。その果敢な戦いを、この本を開いてぜひ目に焼き付けましょう。

ちくま学芸文庫のおすすめ本

責任と判断
責任と判断
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道徳の頽廃には普通の人々の責任が大きいという指摘が胸に突き刺さります。不吉なほど最近の情勢と符合する部分が多いと感じながら読んでいます。

ちくま学芸文庫でおすすめなのは、ハンナ・アレントの『責任と判断』です。この本はナチス・ドイツによるホロコーストに向き合った哲学者でもあるハンナ・アレントのこれまで未刊行の講演や講義録などを一冊にした哲学本です。

アレントはユダヤ人として大戦を生きました。そして悪や善について、人間としての行動について思考していきます。アレントは私たちに結論を提示するまえに大きなものを問いかけてくれます。

アレントはアイヒマンの裁判に「凡庸な悪」というもっとも人間的で恐ろしいものを見付けます。ホロコーストという残虐な行動に携わった人々は特別な人ではなく、思考が欠如していたと主張したアレントは世間に非難されるなど大変な人生を送りました。そうした時代背景も頭に入れて読むことをおすすめします。

おすすめの哲学本の楽しみ方

哲学は難しいと嫌煙している方も、まずは気軽に哲学本を手に取ってみましょう。本の楽しみ方は自由です。誰に指図される必要もなく、正解もルールもそこにはありません。先人たちの思想や哲学に触れ、自分の血肉にしてください。哲学者には面白い人間が多いため、その人間の魅力から哲学の世界に入っていくのもおすすめです。

また、好きな一文を日記に書き写すなどして楽しむという方法もおすすめです。自分の目標として、スローガンとして、哲学者の言葉を掲げて暮らしてみるのも新鮮でしょう。

共感した部分には赤い付箋、疑問に思った部分には青い付箋を貼るなどして、自分の思考も整理しながら哲学の本を読むのもおすすめです。自分の生活と照らし合わせ、いつ何を読んでどう思ったのかを記録しておくのもよいでしょう。

哲学に触れ人生を豊かに!

自分の性向に合わせて、好きな哲学本に触れ、人生を新たな一面から見てみませんか。今まで白黒だった世界が、急に彩かに輝くに違いありません。難しいからと言って距離を置くのではなく、積極的に哲学に触れていきましょう。最初は少し背伸びしてもかまいません。本は過去の人間の思考と向き合うことのできるすばらしい媒体です。

カレンダーに読んだ本を記したり、哲学の本の余白に、自分が思うことを書き込むのもよいでしょう。

忙しい日常を送っている人こそ、好きな哲学の本を見つけ、その本の中の一行に活路を見出し疲れた心を休ませてください。生きること、時間のこと、自然のこと、哲学は難しいようで人生の一番身近な部分に常に切り込んでいます。あなたも生きながらにして哲学を実践しているといっても過言ではありません。ぜひ自分の思考を明確にして、人生を楽しみましょう。

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