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2017年12月22日

伊坂幸太郎作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

伊坂幸太郎の作品は数多く映画化され、ドラマ、漫画、舞台にもなっており、幅広いファン層が存在します。そこで今回はおすすめの本の紹介や選ぶポイントなどをわかりやすく説明していきます。今まで伊坂幸太郎を知らなかった人も、おすすめの作品をぜひ読んでみてください。

伊坂幸太郎作品のおすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

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伊坂幸太郎作品の種類と選び方

伊坂幸太郎は、東北大学法学部を卒業後エンジニアの仕事に就きましたが、その間も執筆を続け、2000年に応募した「オーデュボンの祈り」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞して退職に至り、本格的な作家活動が始まりました。そしてその後も多くの秀作を生み続け、現在でも話題の作品を輩出しています。

伊坂幸太郎の作品は、映画やドラマになり舞台でも上演され、漫画でも見ることができます。その広範囲に渡る飛躍的な活躍は目を見張るものがあり、どれを取ってもおすすめですが、やはり執筆作品そのものの魅力があってこその広がりであるとも言えるでしょう。

伊坂幸太郎独自の世界観を、まずは一冊手に取って堪能されてはいかがでしょうか。それでは伊坂ワールドへご案内します。

伊坂幸太郎作品の種類ってどんなの?

伊坂幸太郎の作品に見られる種類は、ミステリー、コメディ、SF、文学、青春群像、スポ根など、多岐に渡ります。どれもおすすめですが、特徴的なのは、各作品の中に登場する人物が、どこかで見たことのある人物であったり、主人公として出て来ることもしばしばあり、それが伊坂ワールドと呼ばれる所以ともなっています。

伊坂幸太郎初期作品の種類の特徴としては、殺人を始めとする犯罪者が主人公あるいは重要な役割を占めていることです。しかし、その割には悲壮感がなくユーモアさえ感じさせる内容もふんだんに出てきます。この初期に出された人気作品もおすすめです。

最近の作品では、そのような特徴的な内容の他にもジャンルを広げていますが、伊坂幸太郎の得意とする縦横無尽に繋がる人間関係の卓越した描写は、読む人に変わらぬサプライズを与え続けています。もちろんこちらもおすすめの作品となります。

伊坂幸太郎作品おすすめの選び方は?

伊坂幸太郎の作品はどれも人気で、何をおすすめしてもハズレることはありません。デビュー以来、休むことなく多くの作品を世に出し、新潮ミステリー俱楽部賞・本屋大賞・吉川英治文学新人賞・山本周五郎賞その他、数々の賞を獲得してきました。

伊坂幸太郎という名前はどこかで耳にしたことはあるが、まだ読んだことがないという方へ、特におすすめする作品といえば、まずはデビュー作品から始めるのがよいでしょう。その後、受賞した作品に進んでみてはいかがでしょうか。

ただし、伊坂幸太郎作品に見られる特徴は、作中に登場する人物が他の作品にリンクすることが頻繁に起こりますので、できるだけ時系列を意識して読まれることをおすすめします。そうすることで登場人物の背景をはっきりと認識しながら、より伊坂幸太郎作品の面白さを体験することができるでしょう。

伊坂幸太郎作品おすすめ人気ランキングTOP3

ランキング3位:「ax」

AX アックス
AX アックス
口コミ

これまでの殺し屋シリーズとは少しテイストが違いますが、読んで損はありません。ラストはなんか胸にグッときて良かったです。

2012年小説野性時代に掲載されたおすすめの作品です。デビューから12年、伊坂幸太郎の脂ののった時期に執筆されました。「殺し屋シリーズ」とも言われ、累計220万部突破したシリーズとして、この「AX」は7年ぶりの作品となります。伊坂幸太郎の得意とするミステリー、哀愁、笑い、感動がこの一冊に散りばめられています。

主人公の殺し屋「兜」は、妻とひとり息子の3人暮らしですが、かなりの恐妻家です。息子の克己はそんな両親を冷静に見つめています。日頃の家族のやりとりにうすら寒さが漂う反面ギャグも満載で、実のところ「兜」は家族思いです。

ある日、長年殺しの指令を出されてきた「医者」に、もうこの稼業を辞めたいと言いますが、あまり良い反応が返ってきません。そこから「兜」に何かが起き始めます。見どころ満載のおすすめ作品です。

ランキング2位:「砂漠」

砂漠
砂漠
口コミ

伊坂さんの代表作のひとつです。しっかり読めます。青春のシンボルです。

伊坂幸太郎の青春群像小説として読みどころ満載のおすすめ作品です。2006年に出版され、直木賞候補となりました。舞台は伊坂幸太郎の小説にしばしば出てくる仙台で、5人の大学生が中心となり物語が展開していきます。

仙台の大学に入学して知り合った北村、鳥井、南、東堂、西嶋の5人は、麻雀を通して親しくなり、その後掛けボーリングで騙されたり、海に行ったり、空き巣を捕まえようとして逃げられたりと、さまざまな事件に巻き込まれていきます。

伊坂幸太郎の圧巻は、複雑に絡んだ因果関係が徐々に明かされていく間に、サプライズが起きることです。そして起きる事件は陰湿であるにもかかわらず、ギャグと笑いが全体を明るいイメージに仕立て上げています。それが伊坂幸太郎作品をおすすめする理由でもあり、間違いなく楽しめる一冊となります。

ランキング1位:「魔王」

魔王
魔王
口コミ

他の作品とはちょっと違う感じ。でも引き込まれる。会話のやり取りの独特な雰囲気はやっぱり伊坂作品だなと

2005年に講談社から出版された、伊坂幸太郎代表作おすすめの一冊です。安藤という会社員の物語で、「俺」と第一人称で語られています。「俺」には、自分が思った言葉を人に言わせる、という能力を持っていると気づくところから話が進んでいきます。

そんな時、野党「未来党」の党首である犬養のしゃべる姿をテレビで見て、そのカリスマ性にファシズムを感じ、自分の持つ能力で犬養の演説会での発する言葉を変えさせようとします。そこで「俺」と同じ能力を持つ人物の存在に気づき、やがてクライマックスを迎えます。

意表を突く人物設定と展開の面白さ、もちろんギャグあり感動ありのエンターテイメント小説とも言える伊坂幸太郎の秀作を、ぜひ読まれることをおすすめします。

特徴・用途別おすすめの伊坂幸太郎作品

中学生におすすめ

あるキング
あるキング
口コミ

巨人の星チックなストーリーが読んでいる私に 違和感なくしみ込んできました。

伊坂幸太郎作品の中ではあまり題材にあがらないスポーツ系の物語ですが、中学生にとっての「野球」は、未来への憧れを抱かせるスポーツのひとつでしょう。おすすめの一冊です。

「仙醍キングス」というプロ野球チームは、常に最下位で低迷していましたが、山田夫婦は熱狂的なファンで、その息子の王求が主人公で物語は始まります。そして当然のように両親はプロ野球選手にするために、過酷な修行を積ませながら育てていきます。

やがて大器となった王求は、念願の仙醍キングスに入団して素晴らしい活躍を見せますが、その裏には哀しい秘密を抱えていました。

王求の超人的な能力に目を引かれますが、決して安易なヒーロー物語ではありません。伊坂幸太郎作品に共通して脈打つ心の動きや軽妙な会話、予測不能な展開など盛りだくさんで大いに楽しめる一冊としておすすめします。

ちょっと気になる本

モダンタイムス
モダンタイムス
口コミ

主人公がある請負システムの、不思議な機能に気づいてしまう。特定のキーワードで検索を行うと、何かがやってくる。知らぬ間に命の危険にさらされる。「勇気はあるか」。そんな問いかけに答えられますか。

2008年講談社から出版された伊坂幸太郎おすすめの長編小説です。「魔王」の続編のような物語になります。50年先という近未来のお話が伊坂幸太郎の作品にはあまり多くないので、ちょっと気になるおすすめの一冊にしました。

主人公の渡辺拓海はシステムエンジニアで恐妻家です。妻の佳世子は夫の浮気を疑い、大男に拷問させてしてしまうほどの恐ろしい女性ですが、とびきりの美人で夫のことをとても愛しています。

事件は、渡辺が請けた出会い系サイトの仕事から起き始めます。謎の発注者や不明なプログラムに異変を感じ、上司も失踪して、ついには国レベルにまで大きくなっていきます。伊坂幸太郎の得意とするギャグも満載で、意外な展開とともに存分に楽しめるおすすめの本です。

おすすめの漫画

陽気なギャングが地球を回す
陽気なギャングが地球を回す
口コミ

小説を読んでから、映画を観ましたが小説にあるスピード感は感じられなかった。むしろ漫画のほうがさらさらと内容が分かって良かったと思う。

伊坂幸太郎作品「陽気なギャング」シリーズ第一作の漫画版をおすすめします。人の嘘がわかる成瀬、演説好きな響野、スリの久遠、体内時計を持つ雪子の4人が集まり、銀行強盗を働くという伊坂幸太郎の得意とする荒唐無稽な物語です。

人を傷つけないことをポリシーに、彼らは完璧な銀行強盗をしてきましたが、横浜の銀行を襲った時、現金を乗せた車を盗まれるという予期せぬ事件が起こります。何とか奪い返そうと作戦を企てますが、それがまた新たな問題を生み、やがてクライマックスには、見事な結末を迎えることになります。

この作品をおすすめするのは、小説もさることながら、目で見る躍動感を体験できることにあります。伊坂幸太郎作品の漫画版を読むことで、小説のほかにさらにもうひとつの楽しみ方を得られるのではないでしょうか。

観ておきたい映画

アヒルと鴨のコインロッカー
アヒルと鴨のコインロッカー
口コミ

DVD化されるのをずっと待っていました! シリアスでミステリアス。後味に残るのは切なさ。でもイヤじゃない。むしろクセになるかも。

2007年中村義洋監督による、浜田岳と瑛太主演のおすすめ映画です。大学に入学して仙台のアパートに引っ越してきた椎名は、隣の部屋の河崎という男に声をかけられ、同じアパートに住むドルジというブータン人に広辞苑をあげたいから本屋を襲わないかと誘われます。

河崎の言われるまま、椎名は本屋の見張り役をする羽目になりますが、うまく盗んだと思った辞書は広辞苑ではなく広辞林でした。どうも怪しげな河崎の言動に椎名は不信感を持ちながらも、段々と真相に迫っていくことになります。

現在と2年前の回想シーンが入り組んで、そこには哀しい現実がありました。実は河崎はブータン人のドルジであり、河崎はすでに亡くなっていたことが判明します。椎名は全ての真相を知り、ある行動に出たのでした。

バックに流れるボブディランの「風に吹かれて」が効果的に使われ、映像の中にさらに哀感が漂います。おすすめの伊坂幸太郎映画版です。

おすすめのエッセイ

3652 伊坂幸太郎エッセイ集
3652 伊坂幸太郎エッセイ集
口コミ

デビューしてから10年間のエッセイがつづられています。 小説を読んで勝手に想像していた人柄と、エッセイから感じられる人柄が一致していたので、ほっとしたというか、うれしかったというか。

エッセイは苦手だと称する伊坂幸太郎ですが、今回はそれほど多くないエッセイの中で特におすすめする作品「3652」を紹介します。2000年にデビューしてから10年とその後の5年を合わせて文庫本として出版された、バラエティあふれるおすすめ一冊です。

全106編からなるエッセイですが、日常の伊坂幸太郎が何を思い何を感じているのかが透けて見えてくるような、小説とはまた違ったテイストの内容となっています。

「好きな小説のこと」「影響を受けた作家」「映画や音楽の話」「近所のお店のこと」「趣味の話」のほか、伊坂幸太郎の目線から見えるさまざまな風景が漂ってきます。

そのほかに短編やインタビューも折り込んで、どの切り口からでも伊坂幸太郎の心の一端を垣間見ることができる、おすすめの作品です。

おすすめの伊坂幸太郎作品3つと代表作品

衝撃のデビュー作品

オーデュボンの祈り
オーデュボンの祈り
口コミ

こんな作品、そして作家を待っていた!そんな気持ちになりました。自分の中で、久々の大ヒット作品です!

伊坂幸太郎は、2000年にこの作品で新潮ミステリー俱楽部賞を受賞して輝かしいデビューを飾りました。とても初期の作品とは思えない、巧妙なストーリー展開で物語が進んでいきます。まずはデビューとなったおすすめのこの一冊を紹介します。

荻島という離島で目覚めた主人公の伊藤は、150年間鎖国状態だったその島で不思議な体験をします。いつも逆の言い回しをする画家、拳銃で人を撃っても許される男、地面に耳を当てる少女などが住む中で、一番の驚きは「しゃべる案山子」の存在でした。しかもその案山子は未来を予知することができました。

ある時、未来がわかるはずの案山子がなぜか殺されてしまいます。その後、さまざまに入り組んだストーリー展開が徐々に集約されていき、ついに結末を迎えたのでした。

伊坂幸太郎デビュー作となった、ミステリーありサプライズあり感動ありの、このおすすめの一冊をぜひ読んでみてください。

ドラマ化予定おすすめの作品

バイバイ、ブラックバード
バイバイ、ブラックバード
口コミ

天然たらしの主人公が何人かの恋人に別れを告げていく。主人公の天然っぷりが突き抜けていて面白い。別れの描写も哀しさがなくとても幸福な気持ちにさせてくれる。

2010年に出版された伊坂幸太郎の小説「バイバイ、ブラックバード」は、2018年にWOWOWプライムでドラマ化される予定です。キャストは、高良健吾と城田優のイケメン俳優が出演のおすすめ作品ですが、今回はその書籍の内容を紹介していきます。

多額の借金を抱えている主人公の星野一彦は、5股交際をしているモテ男ですが、ある決意をして全員に別れを告げようとします。繭美というブスで大柄な女性が星野一彦の行動を監視する役目を負って、不思議な時を過ごす物語です。

繭美の機転もあり、無事に5人の女性に別れを告げることができた星野一彦は、結局金貸しが用意した怪しげなバスに乗ってどこかへ連れて行かれる、という悲しいエンディングが待っています。それでも悲壮感が漂わないのが伊坂ワールドです。

直木賞候補になったおすすめ作品

重力ピエロ
重力ピエロ
口コミ

図書館で借りて読んで、欲しくなってしまいました。今のところ、伊坂幸太郎さんの作品の中で一番好きです!

2003年出版の伊坂幸太郎おすすめの秀作です。「春が2階から落ちてきた」で始まりますが、主人公泉水の弟である超美男子の春が、まさに教室の2階から飛び降りてきます。まずこの圧巻の出だしに意表を突かれる作品です。

家族が受けた過去の辛い出来事を乗り越えながら、父と2歳下の弟と暮らしている泉水は、ある時謎の連続放火と連続落書き事件に遭遇し、やがて弟の春を疑い始めます。しかしいつも優しい父の手助けもあり、事件の全貌が明らかになってきますが、それで一件落着とはいきませんでした。

重たい内容にもかかわらず、伊坂マジックにかかると、会話も軽妙で明るい空気が漂ってくるような印象を受ける作品です。面白さ満載のこの一冊をぜひ手に取って読まれることをおすすめします。

伊坂幸太郎作品おすすめの楽しみ方

伊坂幸太郎の魅力はたくさんありますが、一番おすすめの楽しみ方としては、複雑なストーリー構成で最後にピッタリと照準が合った時の快感を味わうことでしょう。

多くの作品では、最初は何の繋がりもないようなさりげない登場人物や会話のやりとりが、クライマックスになってとても重要な意味を持つようになる、といったことが頻繁に起き、ワクワクさせられます。

もうひとつの伊坂幸太郎作品の大きな特徴は、あちこちの作品に同じ人物が登場することです。主役の時もあれば脇役で出ることもあり、通行人程度のちょい役の時もあります。もし物語の中でその人物に出会ったときは、作品同士の強い結びつきを感じさせて、さらに伊坂ワールドのとりことなるのは間違いないでしょう。

何を読んでも面白い伊坂幸太郎作品

伊坂幸太郎はデビュー以来、数々の作品を世に送り出してきました。その底に流れているのは、いくつもの伏線で織りなすミステリアスな結びつきと、登場人物たちのユーモラスな会話、驚きの真相によりクライマックスへと読者を一気に引き込んでいくといった、究極のエンターテインメントです。

たとえ社会性のある重いテーマの作品でも、伊坂幸太郎の手にかかるとまるでコメディを読んでいる気分になります。また、犯罪者が悪人に見えず、思わず殺人者の応援をしたくなるというようなことが起きます。そして読み終わった後の爽快感は格別です。

今回ご紹介した伊坂幸太郎作品は、数ある作品のごく一部で、実際何を読んでもハズレということはありません。これからもその卓越したテクニックを駆使して見事な秀作を生み続けるでしょう。その期待を胸に秘めながら、今回特におすすめした伊坂ワールドをぜひ満喫されてみてはいかがでしょうか。

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