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2018年04月15日

長編小説おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

小説を読むことは嫌いではなく、メディアでおすすめされている話題作はよく読むのだけれど、分厚い本や文庫本で何巻もある長編小説は途中で挫折してしまいそうで手にとるのをためらう人もいるでしょう。そんなあなたに読み出すとやめられないおすすめの長編小説をご紹介します。

長編小説おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

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長編小説の種類と選び方って?

一口に長編小説といっても、古今東西、古い物から最新のものまで、数えきれないほどの作品があってどれを読めばいいのか迷ってしまいます。そこで、長編小説の種類と、選び方についてご紹介します。

長編小説にはどんな種類があるの?

長編小説の分類には色々な切り口が考えられますが、ここでは3種類に分類してみました。

古典的名作系

「世界文学全集」に収録されているような、評価が定まった名作です。

海外の作品であれば、デュマの「モンテ・クリスト伯」や、ユゴーの「レ・ミゼラブル」。日本の作品であれば、「平家物語」「東海道中膝栗毛」「南総里見八犬伝」などが、ストーリー性に富む上、児童向き翻案や現代語版も多数発売されていますので、世代を越えておすすめできる長編小説です。

純文学系

「純文学」とは「芸術性を志向して創作される文芸作品」をいいます。

海外であれば、J・アーヴィング、ミラン・クンデラ、ポール・オースター。日本では、村上春樹が入手しやすくポピュラーな作家ですが、読み手を選ぶマニアックな作品も多いため、小説を読み慣れている人におすすめの長編小説です。

エンターテインメント系

文字通り「娯楽性」を重視して書かれた長編小説です。いわゆる「ミステリー」「推理小説」「ホラー」と呼ばれるものもこの分類に入ります。

海外の代表的作家は、スティーブン・キング。日本国内では、東野圭吾、宮部みゆき、伊坂幸太郎などが人気です。ストーリー性を重視した作品ばかりですので、あまり小説を読み慣れていない人にもおすすめできる長編小説です。

長編小説の選び方って?

星の数ほどある長編小説の中から、読む小説をどうやって選べばいいでしょう。長編小説の選び方についてご紹介します。

興味のあるジャンルをまず読んでみよう!

ある程度小説を読んだことのある方ならば、「ミステリーが好き」「恋愛モノを読みたい気分」など、自分の志向性を把握できているでしょうから、そのジャンルの長編小説を読んでみるのが一番おすすめできる選び方です。

そうはいっても、せっかく長編小説に挑戦するのですから、読んだことのないジャンルを選んでみると自分の意外な感性に気づくこともあります。ただ、エンターテインメント一辺倒だった方が純文学に挑戦する場合、いきなり長編小説からではなく、中短編から入られることをおすすめします。

あまり小説を読まれてこなかった方の場合は、自分の興味がある題材が取り扱われている作品を選ぶのがいいでしょう。例えばクラシック音楽が好きならば、恩田陸著「蜜蜂と遠雷」は格好のおすすめ長編小説です。

本好きの仲間から情報を仕入れよう!

普段から読書を趣味にしておられる方ならば、同じように本好きの知人がいることでしょう。選ぶ本に困った場合、そんな知人におすすめの長編小説を教えてもらうと、いきいきとした生の感想を聞くことができて非常に参考になります。

本好きが周囲にいない、いるにはいるが全く趣味が合わないという場合はネットを利用しましょう。「おすすめ 長編小説」で検索するだけで、あらゆるジャンルのおすすめの長編小説の情報が簡単にゲットできます。

各書店やブックカフェなどが主催している、各人が好きな本を持ち寄って情報交換しあう「読書会」的なものに参加してみるのもおすすめの方法です。本好きの知人が増えるというメリットも期待できます。

図書館をフル活用しよう!

口コミやネットの情報ももちろん役だちますが、やはり読む本は手に取って選びたい。そういう方も多いでしょう。書店もいいですが、あまり長時間立ち読みもできないし、品ぞろえにも限界があります。読んでみたいと思った本があっても、長編小説は分厚く割高なのですべて買うのもお財布が許さないでしょう。

そういう場合は迷わず図書館を利用しましょう。好きなだけ時間をかけて選べますし、公立の図書館であれば読みたい本を無料で借りることもできます。その場で読む本が選びきれなくとも、目ぼしいものを複数冊借りて、気に入ったものだけを読むこともできますので、まさに読む本に迷ったときにうってつけのおすすめの方法です。

また、図書館にはたいてい「今月のおすすめ本」などの展示コーナーがありますので、そこで面白い本の情報を得ることもできます。

おすすめ長編小説ランキングTOP3はこちら!

数ある長編小説の中から、誰もが楽しめる選りすぐりの3作品をご紹介します。

第3位:「罪と罰」(ドストエフスキー)

「罪と罰」(ドストエフスキー)
「罪と罰」(ドストエフスキー)
口コミ

ラスコーリニコフのソワソワ感、心臓バクバク感が読み手に伝わりすぎる。 こんな小説後にも先にも『罪と罰』だけ。 絶対に読んだほうがよい。

ロシアの文豪ドストエフスキーの文学史に燦然と輝く名作です。その厳めしいタイトルと、図書館の「世界文学」の書棚にある分厚い本、というだけで読む勇気が出ないという方も多いでしょう。が、この作品は決して難解で退屈な文学作品ではなく、殺人を犯してしまった青年が自首に至るまでの苦悩と迷いを描いた一種のミステリ小説といえます。

貧乏な青年ラスコリニコフが金貸しの老婆を殺害して金を奪います。老婆を殺すこと自体は、彼の独自の理論によって正当化されていたのですが、現場を目撃した老婆の妹まで殺してしまったことにより、彼は罪の意識に長々と苦しめられることになります。

ドストエフスキーによる精緻な主人公の内面描写は、読者自身が殺人を犯してしまったかのように錯覚するほどで、ラストまで読むのをやめられないはずです。ハラハラするサスペンス系が好きな方に特におすすめの長編小説です。

第2位:「ねじまき鳥クロニクル」(村上春樹)

「ねじまき鳥クロニクル」(村上春樹)
「ねじまき鳥クロニクル」(村上春樹)
口コミ

描かれている世界が頭の中にブワーッと広がって、あっという間に虜になっていました。 わたしにとって何度でも読める、最高の作品です。

現代日本を代表する世界的作家、村上春樹の代表作です。第一部から第三部の三巻で構成された、長編が多い著者の作品でも長い部類に入る作品です。

主人公の「僕」の飼い猫が行方不明になったことをきっかけに、妻も姿を消してしまいます。そして、妻を探す過程で「僕」は奇妙な人達に出会い、平凡な日常から奇妙な異世界への旅を余儀なくされていきます。

「日常と非日常のはざまで翻弄される主人公の彷徨と再生」という著者の多くの作品に通底する流れを踏襲しながらも、他のどの作品はより大きなスケールで読む人を現実から遊離した世界に連れていってくれます。

著者の文体は平易でわかりやすく、誰にでもするすると読めますので、あまり長い小説を読んだことがない人でも無理なく読み進めることができ、いつの間にか全三巻読破していることでしょう。平凡な毎日に少しうんざりしかけている方におすすめの長編小説です。

第1位:「ガダラの豚」 (中島らも)

「ガダラの豚」(中島らも)
「ガダラの豚」(中島らも)
口コミ

今年読んだ本の中でまちがいなく一番でした。知識 エンターテイメント 全ての小説の要素が詰まっていました。

作家としてだけでなく、劇作家、ミュージシャン等幅広く活躍した鬼才中島らもの徹夜必至の最高傑作小説です。日本推理作家協会賞を受賞しました。

アフリカ呪術専門の学者が新興宗教に傾倒する妻の奪還を試みます。そこに、奇術師やマフィアなど魑魅魍魎が複雑に絡み合う合戦の一大絵巻が繰り広げられます。日本のみならずアフリカをも舞台にした広大なスケールのまさに息をつくひまもない大作です。

呪術、奇術、超能力、マイナー格闘技など、著者の幅広く深いアングラ知識に基づいたアクションシーンは驚くほど説得力と臨場感にあふれています。文庫本で三分冊のかなり長い作品ですが、あっという間に読了することでしょう。テーマとか感動などよりも、とにかく面白い小説が読みたい、という方におすすめの長編小説です。

ジャンルと特徴別おすすめ長編小説はこちら!

長編小説はそのジャンルもさまざまあれば、色々な切り口によって分類できます。そこで、ジャンルと特徴別におすすめの長編小説をご紹介します。

ファンタジーのおすすめはこちら!

ファンタジーのおすすめ長編小説をご紹介します。

「果てしない物語」(ミヒャエル・エンデ)

「はてしない物語」(ミヒャエル・エンデ)
「はてしない物語」(ミヒャエル・エンデ)
口コミ

本当に懐かしい作品で30年以上経ってから、 再び読み返してみると、予想外に面白く、また深い世界に驚かざるを得ない。

映画化もされたエンデの代表作です。児童文学の枠を超えた壮大なスケールの物語は、刊行後何十年を経た現在でもあらゆる世代の胸を打ち、色あせることはありません。世代を越え、家族全員で楽しめる作品でもあります。ワクワクしながら時間を忘れて絵本をめくった子どもの頃に帰りたい人におすすめの長編小説です。

ミステリーのおすすめはこちら!

ミステリーのおすすめ長編小説をご紹介します。

「白夜行」(東野圭吾)

「白夜行」(東野圭吾)
「白夜行」(東野圭吾)
口コミ

この本は衝撃でした。東野さんの小説で一番よかった。850Pくらいの長編ですが週末に一気に読みました。出会えてよかった。

日本のみならず韓国でも映画化されているベストセラー小説です。1973年に発生した殺人事件を発端にその後の20年間にわたり、関係する人々の運命を描いて行く一大抒情詩的ミステリーです。「徹夜本」としてさまざまなメディアで紹介され、その面白さは折り紙付きです。ミステリのハラハラ感を味わいながら同時に感動もしたい人におすすめの長編小説です。

恋愛もののおすすめはこちら!

恋愛もののおすすめ長編小説をご紹介します。

「すべて真夜中の恋人たち」(川上美映子)

「すべて真夜中の恋人たち」(川上未映子)
「すべて真夜中の恋人たち」(川上未映子)
口コミ

主人公の女性の、純粋に人を好きでいる 熱くて綺麗で切ない気持ちが、すごくリアルに鮮明に描かれています。

芥川賞作家の著者が描く、一風変わったラブストーリーです。34歳の不器用な女性がひょんなことから知り合った58歳の男性にどんどんひかれてゆくそのひたむきな様子は、男女を問わず胸を打つでしょう。平凡な日常を淡々と描きながら、最後まで飽きさせない著者の筆力に驚かされるでしょう。色々な恋愛の形をさぐってみたい人におすすめの長編小説です。

歴史もののおすすめはこちら!

歴史もののおすすめ長編小説をご紹介します。

「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)

「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)
「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)
口コミ

竜馬によく触れ合える作品です。歴史上の人物ですが、どのように生きたかが目に見えて分かる素晴らしい作品でした。

何度もドラマ化されている名作です。傑作が多い著者の歴史小説の中でも代表作とされています。坂本龍馬というキャラクターのイメージはこの小説によって確立されたといっても過言ではないでしょう。文体も平易なのでするすると読めるはずです。楽しみながら歴史を学びたい人におすすめの長編小説です。

完結シリーズもののおすすめはこちら!

完結シリーズもののおすすめ長編小説をご紹介します。

「ハリー・ポッター」シリーズ(ローリング)

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(ローリング)
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(ローリング)
口コミ

おもしろい この一言に限ります。

一連の映画化作品も大ヒットした、もはや説明の必要もない大ベストセラーです。全八巻でひとまず完結しています。魔法学校という奇抜な設定と巧みなストーリー展開はエンターテイメント作品のお手本ともいえる面白さです。普段あまり小説を読まない人にもおすすめできる長編小説です。

未完シリーズもののおすすめはこちら!

未完シリーズもののおすすめ長編小説をご紹介します。

「グイン・サーガ」シリーズ(栗本薫)

「豹頭の仮面」(栗本薫)
「豹頭の仮面」(栗本薫)
口コミ

剣戟が鳴り響き、魔法や魔物が跳梁跋扈する純然たる王道異世界ファンタジーの金字塔。

栗本薫による長大な伝奇小説です。正伝130巻、外伝22巻が刊行された時点で著者の死亡により中断し、未完となっています。独自の世界観に基づく各国の戦争などを背景に膨大な登場人物たちが複雑な物語を織りなしていくという壮大なスケールの物語です。「三国志」などの英雄史実ものが好きな方におすすめの長編小説です。

文庫で読めるおすすめはこちら!

文庫で読めるおすすめ長編小説をご紹介します。

「不毛地帯」(山崎豊子)

「不毛地帯」(山崎豊子)
「不毛地帯」(山崎豊子)
口コミ

テレビで見てよかった記憶から読んでみたら、テレビより遥かに深く途中で止めることが出来なかった。

何度も映画化やドラマ化されている著者の代表作です。元陸軍中佐の主人公が終戦後、巨大商社に就職し、陸軍参謀としての経験を活かしてどんどん出世していくというストーリーは、まさに手に汗を握る面白さです。文庫本で4分冊という超大作ですが、あっという間に読み終えてしまうこと必至です。企業物が好きな方に特におすすめの長編小説です。

日本の作品のおすすめはこちら!

日本の作品のおすすめ長編小説をご紹介します。

「源氏物語」(紫式部 角田光代訳)

「源氏物語」(紫式部 角田光代訳)
「源氏物語」(紫式部 角田光代訳)
口コミ

秋の夜長に源氏を現代語訳で味読するのは最高の贅沢であろう。お勧めの一冊だ。

世界最初の長編小説といわれています。著者の紫式部は歴史の教科書にも出てきますので誰もが知っているでしょう。原文で読むのはよほど古典が得意な方でないと難しいので、ここでは直木賞作家の角田光代氏の現代語訳版をおすすめします。かなりのヴォリュームですが、平安時代の恋愛模様と現代を照らし合わせて楽しみたい人におすすめの長編小説です。

海外の作品のおすすめはこちら!

海外の作品のおすすめ長編小説をご紹介します。

「百年の孤独」(ガルシア・マルケス)

「百年の孤独」(ガルシア・マルケス)
「百年の孤独」(ガルシア・マルケス)
口コミ

「登場人物が多い」「入り組んだ物語内容」「大容量」「なじみのない南米文学」 ということで敬遠してきましたが、大後悔です。すごすぎ。

コロンビアのノーベル賞作家、ガルシア・マルケスのベストセラー小説です。全世界にラテンアメリカ文学ブームを巻き起こすきっかけになりました。マコンドという村の発生から滅亡までの100年間の歴史を無数の幻想的なエピソードを交えながら描かれています。日本文学とは異質の独特の空気感を味わいたい方におすすめの長編小説です。

ネットで読めるおすすめはこちら!

ネットで読めるおすすめ長編小説をご紹介します。

「吾輩は猫である」(夏目漱石)

「吾輩は猫である」(夏目漱石)
「吾輩は猫である」(夏目漱石)
口コミ

一度は読んでおきたいと思っていた名作が0円で読めてありがたったです。

いわゆる古典と呼ばれる名作は、著作権が切れた作品ならば、ネットで無料で読めるものも存在します。誰もが知っている夏目漱石のこの代表作もその一つです。

分厚い本を持ち歩かずとも、スマホさえあれば、ちょっとした空き時間を利用して読書が可能です。興味はありながら、何となく読みそびれていた方や、「小学生の頃、児童向きの本で読んだきり」という方におすすめの長編小説です。

長編小説のおすすめ出版社と代表作品って?

日本に存在する多数の出版社の中で、特に長編小説に強いおすすめの出版社と、それぞれの代表作品についてご紹介します。

新潮社

文芸書の老舗といわれている出版社です。古今東西の純文学からエンターテインメント作品まで、長編小説を幅広く網羅した「新潮文庫」は読書好きならば知らない人はいないほどポピュラーで、ラインナップも豊富なので、どなたにでもおすすめできる文庫です。

代表作はこちら!

「アンナ・カレーニナ」(トルストイ)
「アンナ・カレーニナ」(トルストイ)
口コミ

とにかく、人間社会に生きるからには、絶対お勧めの書物です。

古典の純文学にも強い新潮社の代表作として、トルストイ著「アンナ・カレーニナ」をおすすめします。恋愛模様を軸としながら、それだけにとどまらない人間関係というものを深く、広く掘り下げたこの作品は、時代や国境を越えて人の心を打つ、永遠に読み継がれる長編小説として、すべての人におすすめできる名作です。

文藝春秋社

芥川賞、直木賞を実質主催する文藝春秋社も、文芸書に強い出版社です。「文春文庫」は毎月の刊行点数が新潮文庫と並んで多いことで知られています。海外のエンターテインメント作品がとりわけ充実していますので、エンターテインメント系が好きな方におすすめの出版社です。

代表作はこちら!

「その女アレックス」(ピエール・ルメートル)
「その女アレックス」(ピエール・ルメートル)
口コミ

あまり小説を読まなかった自分でも、面白くてすぐに最後まで読んでしまいました。 まさかそうくるか!という展開が印象的でした。

「文春文庫」の代表作として各メディアでも絶賛されたピエール・ルメートル著「その女アレックス」をおすすめします。ある女性が男に檻の中に幽閉されている、という不穏な幕開けから、読者の予想をすべて裏切り二転三転するストーリー展開には誰もが夢中になるはずです。活字嫌いの人でもおすすめできる面白長編小説です。

早川書房

SF好きの方には「ハヤカワ文庫」でおなじみの出版社です。海外ものに強くSF、ミステリをメインに純文学、推理小説と幅広いカテゴリを網羅しています。海外翻訳ものが好きな方に特におすすめできる出版社です。

代表作はこちら!

「わたしを離さないで」(カズオ・イシグロ)
「わたしを離さないで」(カズオ・イシグロ)
口コミ

こんなに悲しくて、苦しくて、だけどどこか安らかな読後感がありました。

「ハヤカワ文庫」の代表作として、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ著「わたしを離さないで」をおすすめします。本国で映画化され、日本でもドラマ化されました。臓器提供のためのクローン人間を育成する施設を舞台に人間の本質を描いた著者の代表作ともいえる作品です。楽しみつつ感動もしたい人におすすめの長編小説です。

長編小説の楽しみ方って?

ともすれば読むのを途中で挫折してしまいがちな長編小説をうまく楽しむためのコツについてご紹介します。

海外作品は登場人物メモを作ろう!

長編小説はただでさえ登場人物が多くて混乱しがちです。ましてや海外の翻訳もの、中でもドストエフスキー等のロシア文学はなじみがない上に長い名前が多いので「これ誰だったっけ」と途中でわけがわからなくなって、読むのをやめてしまうことはよくあります。そうならないために、読みながら簡単な人物メモを取ることをおすすめします。

本によっては簡単な登場人物表が添付されていることもありますが、「誰々の妻」とかシンプルすぎてあまり意味がないものが多いので、自分なりにわかる表現でメモしておくと、必ず後で役にたちます。

ミステリー物は展開予想をしてみよう!

ミステリーや推理ものは、ただストーリーを追っているだけでももちろん楽しめますが、読書に慣れている方なら、先の展開を予想しながら読んでみるのもいいでしょう。推理ものならば犯人を予想したりトリックを見破ったりしてみましょう。

もちろん、プロの作家が創意工夫をこらして作り上げた長編小説ですので、読者がそう簡単に予想できる展開にはなっていません。だからこそ自分の推測が的中したときの喜びはひとしお大きく、ただ漫然と読んでいるだけでは味わえないカタルシスを経験できるでしょう。

ちょっとマニアックな楽しみ方はこちら!

「フェネガンズ・ウェイク」(ジョイス)
「フェネガンズ・ウェイク」(ジョイス)
口コミ

わけ分からないはずです。しかし、わけ分からなくて当たり前。数ページで玉砕した自己を引き受けながら、それでも文字を追ってゆくうち、少しは面白いところが見えてきます。

長編小説の中には、あまりにも内容が難解すぎたりして、知名度のわりには読破した人がほとんどいないという作品が存在します。そういった難解作品に挑戦してみるのも長編小説の楽しみ方の一つです。読破するだけで本好き仲間に自慢できること必至です。

具体的には、プルースト著「失われし時を求めて」や、ジョイス著「フィネガンズ・ウェイク」などがおすすめです。ありきたりの長編小説に飽きた上級読書家の方は読破を目指してみるのも面白いでしょう。

お気に入りの長編小説で退屈知らずの人生を!

いかがでしょうか。あまり長い小説はちょっと、と気おくれされていた方も長編小説を読んでみようという気になられたのではないでしょうか。ここにご紹介した選りすぐりの長編小説の中にきっとあなたを虜にする作品があるはずです。

人生は長いようで短いです。退屈している暇はありません。常に鞄にお気に入りの長編小説をしのばせておいて、ちょっとした空き時間もわくわくしながら有意義に過ごし、退屈知らずの人生を送りましよう。

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