Search

検索したいワードを入力してください

2018年04月20日

青春小説おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

華々しい青春時代、静かに確実に進んだ青春時代、長く重くいつ明けるのかも分からなかった苦悩の青春時代、誰しもが一度は通った青春をテーマにした小説をご紹介します。ジャンル別、作家別のおすすめ作品から、青春小説の押さえておきたいポイントまで、徹底解説します。

青春小説おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

青春小説を読みたい!

青春小説おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

一口に青春小説といってもさまざまなジャンルがあります。まずは、自分の好みの小説を見つけたり、おすすめを聞くうえで知っておきたい種類や選び方にをご紹介します。

青春小説の種類

青春といえば、学生時代や夢をひたむきに追いかけてる時期を想像します。青春小説の種類は次のようなものがあげられます。

・初恋や、若かりし頃の忘れられない恋を描く恋愛系
・部活や夢へと苦悩する部活系
・何気無い学校生活や友人とのやりとりを描く日常系
・不幸にもぶつかってしまった不運や運命から描かれるヒューマンドラマや感動系

そのほかにも、非日常的なフィクションやギャグコメディーにも、青春と呼べる背景の元描かれている小説が数多くあります。

選び方

まずはどのジャンルの青春小説が読みたいのかの目星をつけましょう。その中でも、作者や出版社によって自分にとって読み進めやすいものとそう出ないものが出てきます。ウェブの口コミやレビューでは、小説のあらすじや感想はわかりますが、そういった自分の好みにヒットするかどうかは、実際に書店へ出向いて確認しましょう。

書店では店舗により規模は違いますが、平積みや面置きという表紙が見える状態でのディスプレイがされています。平積みや面置き担っているものは、新刊やロングセラーのものが多く、イチオシ、おすすめの作品や、メディア化や受賞作などの今売り時と言える物です。

気になる作品は実際に手にとって見て、あらすじや帯にあるレビューも参考にしましょう。特に、レビューを寄せているのはどんな人物なのか、自分の好きなミュージシャンや他の小説家などのおすすめ作品だと、自分にとって読みやすい作品である確率が高いと言えます。

青春小説おすすめ人気ランキング

手当たり次第探すのもという方のために、まずはぜひ読んでもらいたいおすすめの青春小説のヒット作をランキング形式でご紹介します。

3位:大人におすすめ!優しい気持ちになれる恋愛小説

レインツリーの国
レインツリーの国
口コミ

私も面倒くさい人間なので、ヒロインに共感出来る部分も多く感情移入して読んでしまいました。1番読み返してしまっている小説です。

まず第3位は有川浩さんのレインツリーの国をご紹介します。

この小説は有川浩さんの大ヒット作図書館戦争シリーズのスピンオフ作品でありますが、内容は全く別のもののため、図書館戦争シリーズを読んでいなくてもおすすめです。

インターネット上で共通の趣味から意気投合するという、現代では身近なSNSでの出会いに冒頭から違和感なく物語の世界に入り込んでしまいます。大切な人と迎える困難への向き合いかたが単純な夢物語ではなく、リアルに丁寧に描かれているため、大人にも深く共感できる青春小説と言えます。

比較的ページ数も少なく、読者をおいていく事なくわかりやすい書き方がされているため、あっという間に読み終えてしまうことができます。しかし言葉運びがすごく巧みでしっかりとした文章を書かれているので、何度読み返しても発見がありお気に入りの一冊となるでしょう。

2位:中高生におすすめ!王道青春小説

檸檬のころ
檸檬のころ
口コミ

短所さえも自分の持ち味だと思えてきてそんな時に読むと学生時代の風を感じることが出来るそんな本です。

2位は豊島ミホさんの檸檬のころです。

この小説は田舎の高校を舞台に描かれた短編集で、豊島ミホさんの傑作とも言える青春小説です。入試問題や参考書などでも使われているため、多くの人が一度は目にしたことがあるでしょう。

中高生が感じる微妙な感情や特有のやるせなさ。若いからといって何でもかんでも我武者羅だったり夢を見てるわけではない。まだ大人になりきれない、でも確実に一歩ずつ大人への時間は進んでいる。そんな焦りや葛藤と、そのさきに見つけたかけがえのない時間をリアルに描いた青春小説です。

登場人物たちと同年代の中高生にはもちろんですが、飾らない真っ直ぐな描写が、過去に中高生だった、10代だった、青春時代を終えた大人全員におすすめしたい、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる青春小説です。

1位:本屋大賞受賞!絶対おすすめ青春小説!

夜のピクニック
夜のピクニック
口コミ

何気なく過ごす人生も、その時その場でしかできないかけがえのない経験の積み重ねであることを、改めて感じました。

1位は恩田陸さんの夜のピクニックです。

ストーリーはタイトルのとおり、歩行会と呼ばれるハイキングを夜にする学校行事を背景に描かれます。この小説は一作を通して歩行会中の話として書かれており、小説としての仕掛けや構成もさすが恩田陸と言える小説です。

こちらも高校生が主人公なので、中高生はもちろん自分のことのように感情移入して読めるでしょう。しかし登場人物たちが抱えている問題や感情は青春時代と一言で言ってしまえるほど子供じみてなく、大人にもリアルで共感できる内容となっているでしょう。

人物の性格や一瞬一瞬の描写などを描く言葉選びが細かく丁寧に書かれていることから、青春小説を求めていなくても、小説好きの方には絶対に一度は読んでいただきたいおすすめの青春小説です。

ジャンル別おすすめの青春小説

青春小説おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類と選び方

どのようなジャンルの青春小説を読みたいかが絞れてきたでしょうか。次はジャンルごとにおすすめの青春小説をご紹介します。

いくつになってもおすすめ!スポ魂

青春とスポーツは切ってもきれないテーマです。スポーツを通して描かれるヒューマンドラマや甘酸っぱいリアルな青春を描いたスポーツ小説をご紹介します。

DIVE!

DIVE!
DIVE!
口コミ

スポーツは全く出来ないし、あまり興味もない私が…初めの1ページ目から引き込まれました。 ここまで全てのページを夢中で読んだ本はないです。

2008年に映画化、昨年アニメ化もされた、森絵都さん作のDIVE! 一般にはあまり身近ではない飛び込み競技をテーマにした小説です。

個人競技なので、周りとの青春らしいワイワイとした学生らしさにはかけますが、一つのことに打ち込み、ひたすら自分と向き合うという、10代でぶつかる壁がリアルに描かれています。

登場人物一人一人に魅力があり、誰にも意図や考えがありそれぞれの迷いや個性があると考えさせられます。文章全体はシンプルかつ読みやすい言葉の運び方をされているため上・中・下と3巻展開されていますが、あっという間に読み終えてしまいます。

一つのことに打ち込む人に、この小説を通して自分を見つめる時間をとることができる、おすすめの青春小説です。

一瞬の風になれ

一瞬の風になれ
一瞬の風になれ
口コミ

全三冊一度に買いました。 青春が懐かしくなります。 読んでみて損はしないと思います。

こちらは陸上競技をテーマにした、佐藤多佳子さんの一瞬の風になれです。

主人公はもともとやっていたサッカーで活かしきれなかった俊足の才能を活かすべく陸上競技を始めます。夢や目標を大切にするあまり、堅く頑なになってしまった心に訴えかけられる小説です。

簡潔かつ読みやすい言葉運びですが、その語り口がよりストレートに読者へ真っ直ぐに登場人物の思いを届けます。

主人公だけでなく周りの友達や先輩たちの描写もしっかりと描かれているため、いくつもの角度から同じ物語を見つめることができます。各々の人間模様も、まさに青春と言えるでしょう。

まさに一瞬の風になれと読んで字のごとく、全体を通して疾走感を感じられる作品で、こちらも一瞬で読み進められてしまいます。気付けば一瞬で過ぎ去ってしまっている青春を感じることのできる小説で、長編を読み切る自信のない方にもおすすめできる読みやすさです。

涙こそ青春の輝き!感動モノ

青春と涙は切っても切れない関連したワードと言えます。この項ではそんな青くて苦い、涙なしでは見られない、おすすめの青春小説をご紹介します。

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい
君の膵臓をたべたい
口コミ

人は一人では生きていけない。人は変われるんだ。引きこもりの若い世代の方に是非読んでいただきたいです。

まずご紹介するのは、住野よるさんのデビュー作にして大ヒット小説、君の膵臓をたべたいです。この物語は一言で青春だと片付けることができません。舞台は二人の男女の青春時代ではありますが、それぞれの一生、人生へ繋がる掛け替えのない青春を描いており、これから青春を迎える人にも、青春を終えた人にも、人生の中で一度は読んで頂きたい青春小説です。

物語は余命がわずかなことを隠していたヒロインと、その秘密を知ってしまった主人公を中心に展開されます。一作を通してヒロインの明るい性格が物語をコミカルな雰囲気に持って行ってくれるので、重く物悲しい闘病の話ではなく、一生懸命に青春を謳歌する、爽やかで儚い作品になっています。

主人公がヒロインの明るく奔放な性格に振り回されるように、読者もあっという間に物語の中に引き込まれてしまいます。

二度三度と読み直すたびに切なくも温かい気持ちになれるおすすめの青春小説です。

余命10年

タイトルを入力してください
タイトルを入力してください
口コミ

普段は恋愛小説など鼻で笑うタイプであるが、 ひょんなことから読むことに。生というものを強く感じさせた、名作だと思う。

もうひとつに小坂流加さんの余命10年をご紹介します。著者の小坂流加さんは、この小説の単行本を2007年に発表、その10年後の2017年にご病気でお亡くなりになりました。そのことから、この余命10年という作品には作者本人のリアルな思いや葛藤、希望が描かれていると読み取れます。

物語全体を通して大きな山場や大事件は起こらないものの、日常の何気ない情景や思いが丁寧に描かれていることから、この何気ない日常に転がっている輝きこそが大切なものなのだと気付かされる小説です。

いくつになっても、物事と、人生と真摯に向き合い得られる輝きこそ、青春と読んで間違いない、大人になった今こそおすすめしたい、大人の青春小説です。

青春ど真ん中!中学生の奮闘記!

さて、次はまさに青春ど真ん中のおすすめ小説です。中学生という繊細で難しい時期を鮮やかに的確に描いた青春小説です。

くちびるに歌を

くちびるに歌を
くちびるに歌を
口コミ

アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」をベースにした小説で、少し遅れて映画化された、という流れです。 歌と小説…このメディアミックスはめずらしい。

まずおすすめするのは、乙一さんの別名義である中田永一さんのくちびるに歌をです。

この物語りは、長崎県五島列島の中学校の合唱部を舞台に二人の男女の目線で描かれています。部員たちは、赴任してきた音楽教師柏木の提案でNコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなみ未来の自分へ手紙を書くことのなります。その手紙には部員たちそれぞれの等身大の悩みや思いがつずられていて、中学生らしい葛藤や真っ直ぐさが鮮やかに描かれています。

映画化された作品ですが映画を観てからの方にもぜひ原作の小説を読むことをおすすめします。小説内では一人一人の思いや感じ方が繊細かつ、難しい言い回しなど変に飾りたてることなくストレートな物言いで書かれています。それでもどのシーンを取っても鮮明に想像できる、そんな文章の素晴らしさも、実際に小説版を読んで体験してください。

楽隊のうさぎ

楽隊のうさぎ
楽隊のうさぎ
口コミ

全体としてはいま子供が在籍している中学の吹奏楽部のことを書いたのか!と思うほど、リアルな出来事が書かれていて親としても、とても参考になります

次におすすめしたいのが中沢けいさんの楽隊のうさぎです。

中学の吹奏楽部に所属する主人公が普門館というコンクールの最終大会を目指しながら部内の問題や中学生特有の人間関係と向き合い成長をしていく青春小説です。

吹奏楽だけとは限りませんが、どの中学校でも、どんな人たちも同じ大会や目標を目指しているもの同士には同じようなトラブルがつきまといます。先輩や同級生との関わり方、自分との向き合い方、一生懸命に青春を駆け抜ける自分を応援してくれる家族の思いなど。中学という今までよりは広くまだまだ狭い世界の中で生きる中学生の姿をリアルに描いています。

中学生はもちろん、今中学生の子供を持つ親御さん、中学生と向き合い苦悩している大人の人たちにも、中学生という難解で一生懸命な青春を理解するためにおすすめです。

web小説

次におすすめしたい作品はweb小説です。web小説はもともとインターネット上のサイトなどで掲載され、人気を集めると書籍化されているものも数多くあります。今回はその中から特におすすめしたい作品をご紹介します。

口遊み

口遊み
口遊み
口コミ

なんで最初女の子のほうが下巻?と思ったけどやっぱりキーパーソン関係なんですね。 この子はふつうの小説家になったほうがいい

web小説からおすすめするのは椿ハナさんの口遊みです。椿ハナさんは携帯小説サイトの魔法のiランドで活動し、いくつもの作品を公開しており、多くのファンを持つ人気作家さんです。

今回おすすめする口遊みは、大正時代を舞台に繰り広げられるタイムスリップの物語です。上下巻の2巻完結で描かれていますが、物語りがテンポよく展開されていくため長編に慣れていない人にもおすすめです。

この小説は携帯小説でありながら、純文学と評価されるほど、文章の書方や一作を通しての構成がしっかりと作り込まれています。また、綴られている日本語の美しさや、物語の登場人物の立ち居振る舞いまでもが丁寧に描かれていて魅力的です。

古き良き美しさと、歴史がお好きな方におすすめしたい一作です。

恋愛

ジャンル別のおすすめ小説から最後におすすめするのは、青春の醍醐味でもあります恋愛小説です。

ナラタージュ

ナラタージュ
ナラタージュ
口コミ

"今でも呼吸するように思い出だす" という、冒頭の回想シーンで引き込まれていく。 たまらない。 好きなってしまった者の強さや弱さが、痛々しいほどに伝わってくる作品。

今回おすすめしたい恋愛小説は、昨年嵐の松本潤さんと有村架純さんで実写映画化された、島本理生さんのナラタージュです。

この小説では、教育上ではタブーである教師と生徒の恋を、卒業後を舞台に過去の内に秘めた思いや、鮮やかな学生生活の回想を混じえながら展開していきます。

この小説の魅力は何と言っても登場人物一人一人に魅力があり、それぞれの考えや心境が丁寧に描かれているところです。それでもなお、登場人物に読者は思いを重ねて、置いていかれることなく読めることから、作者の巧みな文章の構成が見て取れます。

本当の愛をまだ知らない人には焦らずにまずはこの本を読んで見ることをおすすめします。また、誰かを愛すること、そんなひたむきな中に生じるどうしようもない思いや事情、そんな時にこそおすすめしたい一作です。

おすすめの青春小説の作家と代表作品

最後におすすめの作家さんとその代表作品をご紹介します。

七月隆文

ぼくは明日、昨日の君とデートする
ぼくは明日、昨日の君とデートする
口コミ

人がお薦めだというので、読みました。ぽろっと泣きました。思いやりの物語だと思います。読みやすい。この本が流行るなら、世の中捨てたもんじゃないと思えちゃいます。

まずおすすめしたい作家さんは、代表作の映画化やアニメ化が重なり一躍有名になりました七月隆文さんです。

七月さんは、もともとライトノベル作家として活躍、そのうちの『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』はアニメ化され原作、アニメ共に人気を集めました。その後一般文芸のデビュー作としてこの『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を発表。その後恋愛小説から、命をテーマにした小説まで、一般文芸進出から数年にしてコンスタントなペースで数作品発表しています。

どの作品も、流石ライトノベル経験者とも言える読みやすさと、しかしながら読者を満足させる丁寧な文章により、どの年代にもおすすめしたい作家さんです。登場人物の瑞々しさからまさに青春と言える作品に出会えるでしょう。

佐藤多佳子

聖夜
聖夜
口コミ

なんとなく、三田誠広氏風の作品です。特別良いというほどではありませんが、小説としてみればまあまあ、良作ではないでしょうか。

さて、もう一方最後におすすめするのは佐藤多佳子さんです。前項にて代表作である一瞬の風になれをご紹介しましたが、ここでは再度佐藤多佳子さん本人についてご紹介しましょう。

佐藤多佳子さんは児童文学や童話から一般文芸まで手掛けており、その多くの作品で賞を受賞しています。登場人物の同年代の読者から、子供を持つ親世代にも共感しやすいリアルな少年少女と鮮やかな青春を描く作家さんです。また、取り上げる題材も独特のものが多い中で、予備知識がなくても世界に入り込める、興味や関心の深まるきっかけとなる、教育作品にもふさわしい作家さんです。

青春小説の楽しみ方

今回いくつもの観点から青春小説をご紹介してきましたが、青春小説の醍醐味と言えば、何と言っても疑似体験です。パラレルからタイムトリップ、経験してこなかった部活動や現実では経験できない第二の青春を小説から経験することが叶います。

また、全体的に誰もが通ってきた時間で繰り広げられるので、同じ作品を読んだ人と語り合ったり共感もしやすく、コミュニケーションのツールにもなりうる物です。

何度でも青春を楽しもう!

今回紹介した青春小説は、どれも比較的読み進めやすく、初心者から大人まで楽しんで頂けるでしょう。書店に行きなれていない方は、書店の平積みと言われる、作品の表紙が見えるように置かれている作品を手に取ってみることをお勧めします。

そこから気に入った作者の別の作品を読んでみるなどバリエーションが広がって行きます。ジャンルや作者の傾向など、好みの作風を見つけ、第二の青春を味わってください。

Related