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2017年11月26日

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

映画が好きでない人であれば、普段からフランス映画をみるという人は少ないでしょう。おしゃれでよくわからなくて、少し退屈なのがフランス映画だと思っていませんか。実は、歴史もあって奥が深い作品が多いのがフランス映画です。今回は、フランス映画の魅力をご紹介します。

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

フランス映画の種類と選び方

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

フランス映画と聞いて、皆さんはどんな映画を想像されるでしょう。一口にフランス映画と言っても、ざまざまあります。今回は、フランス映画の種類とその選び方からご紹介していきます。

フランス映画の種類

まず、フランス映画の種類ですが、日本映画のように恋愛ものからサスペンスまで、さまざまな種類があります。

フランス映画の特徴は、他の国の映画と違い「斬新さ」や「芸術性」を追求した映画が多いです。フランス映画に新しい革命を起こそうと、1950年代に起こったヌーヴェルバーグというムーブメント然りですが、今日までその影響が尾を引いているような作品がフランス映画にはたくさんあります。

フランス映画の選び方

フランス映画には、先に述べたような斬新で芸術的な要素を含んだ作品が多いです。そこから言えるのは、フランス映画は作家性が強い作品が多いということです。ここでいう作家とは、つまり映画監督のことです。監督の作風や特徴が、作品に色濃く反映されているものが多いです。

そのため、おすすめのフランス映画の選び方は、まず、監督が誰なのか調べてからですと、いい作品に出会える確率が高くなります。一番てっとり早い方法は、Youtubeなどでその監督の映画のトレイラー(=予告映像)を見てみることでしょう。どのような作風なのか目で確かめることができます。

また、面倒だと思う方は、DVDやチラシでジャケ選びというのも1つの手です。フランス映画には、おしゃれで素敵なデザインのものが多く、映画の雰囲気も掴んでいるので、調べたりすることが嫌いな方は、自分の直感で選んでみるのもいいでしょう。

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3

では、次におすすめのフランス映画TOP3をご紹介しましょう。

3位:勝手にしやがれ(1960年)

フランス映画不朽の名作であるこの作品は、先にも少し述べたヌーベルバーグの巨匠の1人であるジャン・リュック・ゴダールの初長編監督作品です。斬新なジャンプカットやクローズアップなど、当時の映画界では新しい手法をふんだんに含んだ作品であり、これまで多くの映画に影響を与えてきました。

ロクでもない主人公ミシェルと、アメリカ人のガールフレンドであるパトリシアが、パリを舞台に繰り広げるドタバタな恋愛逃走劇という感じの映画です。ロクでもないのに、なぜが憎めないミシェルの仕草が、妙にかっこ良かったり、ショートヘアのパトリシアのファッションがおしゃれだったりと、いつ見ても新鮮でスタイリッシュな作品です。

2位:アメリ(2001年)

「フランス映画といえばこれだ」と、特に多くの女性は頷くでしょう。監督は「デリカテッセン」などでも知られるジャン・ピエール・ジュネで、コミカルな人間描写と独特のフィルターのかかったような世界観が彼の特徴です。

主人公のシャイな不思議ちゃん・アメリは、空想好きでイタズラ好きな女の子です。あることをきっかけに、さまざまな人に幸せや不幸をイタズラや遊びを通して与えていました。そんなある日、これまたシャイで不思議くんの男の子・ニノに恋心を抱き、なんとか振り向かせようと奮闘します。

最後は、ハッピーエンドな恋愛物語でもあります。まず目を引くのは、家具など美術セットの色使いやカットのセンスです。また、音楽もフランス・パリを思わせるようなアコーディオン調の楽曲が多く、見ているだけでオシャレなフランスに、自分も迷い込んだような気持ちになります。初めてのフランス映画としては、おすすめの作品です。

1位:私はロランス(2012年)

カナダとの合作映画ですが、とてもセンセーショナルな内容で面白かったです。監督は「マイ・マザー」(2009)や「トム・アット・ザ・ファーム」(2013)で、話題のカナダ人監督グザヴィエ・ドランです。彼の映画は、映像美がすごいのと、内容も衝撃的な作品が多いことで有名です。

国語教師で小説家のロランスは、美しい恋人フレッドと愛を育んでいたのですが、ロランスは、実はトランスジェンダーで、女になりたいとおもっていました。ある日、ロランスは、それをフレッドに打ち明け、最初は受け入れ難かったフレッドも、一番の理解者になろうと奮闘するというお話です。

LGBTの話題は、昨今色々な映画でも描かれていますが、この作品は本当に感動です。フランス映画らしく、おしゃれで素敵な世界観はもちろん、監督のセンスが光る音楽にも注目です。そして、内容がとにかく素晴らしいです。かなり楽しめて、心に残るおすすめのフランス映画です。

ジャンル別おすすめのフランス映画

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

次は、ジャンル別でもっと細かくフランス映画をご紹介していきます。

コメディ

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フランス映画においてのコメディでおすすめなのは、ジャン・ピエール・ジュネ監督の作品です。「デリカテッセン」(1991)や「ミックマック」(2009)は、個性豊かなキャラクター達がたくさん出てきて、巧妙な縁ですべての事象がつながっているという伊坂幸太郎さんの小説のような映画です。

気軽に見れて、誰でも面白いというのがポイントです。その中に、監督ならではの特徴がキラリと光り、フランス映画の1つの作品としても楽しむことができます。大人から子供まで楽しめる彼のコメディ映画はおすすめです。

恋愛

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フランス映画で最も多いと思われる恋愛映画ですが、男女の感情ぶつかる激しい恋の物語が好みであれば、ジャン・リュック・ゴダール監督の「気狂いピエロ」(1965)「軽蔑」(1963)などはおすすめです。

また、もっと刺激が欲しい方には、ジャン・ジャック・ベネックス監督の「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」(1986)は、とにかく見ているこっち側も、エネルギー消耗してしまうほど、激しい恋愛模様が描かれている作品です。

それとは反対に、フランス映画のポップで軽やかな恋愛映画を見たいという方には、ジャック・ドュミ監督の「ロシュフォールの恋人たち」(1967)は、今でも王道のフランスミュージカル映画として人気です。コミカルでオシャレなフランス映画の代名詞ともいえる作品です。

また、最近の映画でいえば、短編オムニバス映画の「パリ、ジュテーム」(2007)は、素敵でちょっと不思議なカップルたちの恋愛を楽しむことができます。色々な監督による豪華な作品でもあります。その他にも、フランス映画は恋愛映画の宝庫なので、お気に入りの一作を見つけてみるのもいいでしょう。

アクション

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

フランス映画のアクションものといえば、リック・ベッソン監督の作品が最も有名でしょう。彼の代表作には、女性暗殺者の物語を描いた「ニキータ」(1990)や、イタリア系移民の殺し屋と少女マチルダが繰り広げるアクション映画で、アメリカとの合作映画でもある「レオン」(1994)があります。

どちらもアクションシーンはもちろんだが、そこに深いヒューマンドラマがあり、ただのアクション映画では済ませない傑作となっています。

その他のフランス映画におけるアクションものとして、ピエール・モレル監督の「96時間」(2008)があります。こちらも、スリリングなアクションとサスペンス的要素もふんだんに詰まった映画になっています。フランス映画においてのアクションものは、数は少ないものの、その1つ1つの作品の質は、とてもいいので見ごたえがあります。

ホラー

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

フランス映画には、実力派ぞろいのホラー映画もあります。有名なものは数少ないですが、特に怖いオススメの映画を2本ご紹介します。

まず、アレクサンドル・バスティロとジュリアン・モーリー監督の「屋敷女」(2007)です。妊娠中の女性が、クリスマスの夜に家にいると、電話を貸して欲しいとある女が訪ねてきます。そこから恐怖のお話が始まります。スプラッター映画なので、容赦ない痛い流血シーンなどがたくさん出てきます。また、人の怖さがゾクゾクとくる作品です。

もう1作は、フランスとカナダの合作映画であるパスカル・ロジェ監督の「マーターズ」(2008)です。舞台は、70年代初頭のフランス、主人公の少女・リュシューは、人里離れた倉庫から命からがら脱出します。その、10年後に彼女は復讐を試みすというストーリーで、こちらもスプラッター多めで、奇妙な胸糞悪いシーンがたくさんあります。

どちらの作品も気持ち悪い要素がたくさん詰まっていて、なおかつジャパニーズホラーのような精神的な怖さも兼ね備えている最強のホラー映画になっています。フランス映画のおしゃれでのほほんとした雰囲気から一歩脱したフレンチホラーは、ホラー好きなら1度見ておきたい作品です。

アート

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

フランス映画といえば、アート系映画も多く存在します。アート系映画とは、その名のとおり映画の娯楽性というよりは、芸術性に特化した映画のことを言います。フランス映画界で、このジャンルに特化した作品を監督している人物といえば、ジャン・リュック・ゴダールやレオス・カラックスなどが有名です。

ゴダール作品でいえば、全体的にアート系の作品が多いですが、「さらば、愛の言葉よ」(2014)は、まさにストーリー性というよりも映画芸術に特化した作品だといえます。レオス・カラックス作品では「ホーリーモーターズ」(2012)などは、そのストーリーの不可解さから哲学的なことを読み解くこともできます。

このように、娯楽映画ではない作品も作れてしまうフランス映画の強みが、このアート系映画です。

フランス映画おすすめの監督

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

ジャンル別でオススメのフランス映画について見てきましたが、お気に入りのフランス映画を選ぶために、フランス映画界の監督たちを改めてご紹介していきます。

ジャン・リュック・ゴダール

言わずと知れたフランス映画界の生きる伝説です。1930年に生まれ、その後1950年代から今日に至るまで、フランス映画を代表する映画人として第一線で活躍しています。フランス・ヌーベルバーグを代表する監督の一人として、今日のフランス映画界の基盤を作り上げていきた一人でもあります。

まさに、フランス映画を語る上では欠かせない重要人物です。前述でもいくつか彼の作品はご紹介しましたが、その他にも何十作と映画を手がけてきています。

また「女は女である」(1961)「はなればなれに」(1964)「気狂いピエロ」(1965)など、多くのゴダール作品に出演し、一時は夫婦関係でもあったフランス女優のアンナ・カリーナも、彼の映画には欠かせない要素となっています。

フランス映画初心者には、少し難解な作品も多いので、少し慣れてきた頃に原点に立ち返るという気持ちで、ゴダール作品は見ておくべきです。

レオス・カラックス

彼は1960年生まれで、18歳頃から執筆活動から映画に関わるようになっていきます。また、ヌーベルバーグ以降、フランス映画に新しい風をもたらした人物の1人として評価されています。

彼の映画において欠かせない俳優に、ドニ・ラヴァンがいます。ドニ・ラヴァンが演じるアレックスが主人公の「アレックス三部作」と呼ばれる「ボーイ・ミーツ・ガール」(1984)「汚れた血」(1986)「ポンヌフの恋人」(1991)の三作は、レオス・カラックスの傑作となっています。

独特の不思議で奇妙な世界観が彼の持ち味で、初めて見る人にとっては、なんとも理解しがたい部分も多いです。しかし、癖になってもう1回見て見たいとおもってしまうところは、彼の絶大なカルト的人気の理由でしょう。

また、日本との縁もあり、2008年には「TOKYO」というオムニバス映画に参加しており、ドニ・ラヴァン演じるメルドが、暴れまくる短編映画を東京を舞台にして制作しています。まずは、アレックス三部作からレオス・カラックス作品もぜひご覧ください。

ジャン・ピエール・ジュネ

フランス映画初心者にオススメの監督です。1953年生まれで、80年代より映像の製作を行っています。彼の映画の特徴は、何と言っても個性的な人間描写と、可愛らしくおしゃれな世界観です。まるでおもちゃ箱のような世界観は、大人から子供まで楽しむことができます。

彼を一躍有名にした「アメリ」(2001)をはじめ「ミックマック」(2009)や「天才スピヴェット」(2013)などが代表作です。初めてフランス映画をみる方にとっては、内容がとてもわかりやすく、そしてフランス映画らしからぬおしゃれ感も堪能できるので、おすすめの監督です。

フランス映画の楽しみ方

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

フランス映画を「退屈だ」「つまらない」と感じる人も多いです。確かに、ハリウッド映画などに比べて派手な演出も音楽も少ないのが、フランス映画の特徴だったりします。しかし、せっかくフランス映画を見ようと思うのであれば、その特徴をポジティブに受け入れることで、面白みがわかってきます。

フランス人の自由な恋愛体質や、感性だけで生きているところを念頭に置いて見て見ると、苦手だった映画もスッキリ理解して見れるようになるでしょう。

フランス映画を見てみよう

フランス映画おすすめ人気ランキングTOP3・口コミ・種類

フランス映画と言っても、多種多様に色々あることがわかっていただけたでしょうか。おしゃれな恋愛映画が多いことに間違いはありませんが、それだけではなく、アクションやホラーなどもしっかり網羅しているのが、フランス映画です。

また、娯楽作品と一線を画す芸術性に富んだ映画も、普通に製作されているのも特徴です。そんなフランス映画は、DVDで見るなら友人・恋人・家族でゆっくりと見たい作品が多く、映画館で見るのであれば、大きな商業施設のシネコンではなく、ぜひ小さな映画館に行ってこじんまりと見てみてください。

いつものポップコーンをコーヒーや紅茶に持ち替えて、ゆったりと見たいのも、フランス映画です。映画そのものを楽しむという意味で、フランス映画はとてもシンプルで情緒深い作品が多いので、見たことないという人も、ぜひこれを機に、お気に入りのフランス映画を見つけてみてください。

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