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2019年01月16日

フランス文学おすすめ人気ランキングTOP3・種類と選び方

高尚な印象のなるフランス文学。大学で専門的に学んだ人もいれば、教養でフランス文学をかじった程度の人、全く知らない人もいるでしょう。しかし、ハードルの高いフランス文学ですがなかなか面白いもので、今回はおすすめフランス文学を紹介します。

フランス文学おすすめ人気ランキングTOP3・種類と選び方

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おすすめのフランス文学の種類と選び方

フランス文学おすすめ人気ランキングTOP3・種類と選び方

フランス文学というと、教養高い人が読むものや、大学の授業で取り上げられるものといった印象が強いです。しかし、フランス文学を読んでみるとなかなか面白く、人生に影響を与えるとまでは行く人行かない人さまざまですが、多少なり心に響き残るほどのインパクトあるものが多いです。

今回は心に残るほどのおすすめのフランス文学を紹介します。

フランス文学の種類

フランス文学の種類には大きく分けて、フランス国籍を有する人間が書いたものと、フランス語で書かれたものに大きく分けられます。

フランス出身者の書く文学がフランス文学と定義されるのは理解できますが、フランス語で書かれたというのは、かつてのフランスは帝国主義であり、植民地主義をとっていたためアフリカを含め各地に植民地を持っていました。フランス植民地ではもフランス語が公用語となり、フランス植民地出身のフランス文学者も登場しています。

また、ベルギーやスイスと言ったフランス語圏出身者の作家もフランス文学と定義されます。そして他にもブルトン語やオック語というフランス国内で使われている、フランス語以外のフランス文学も存在します。要するに、フランス文学とはフランス国内のものとフランス語で書かれたものの2種類あります。

フランス文学の選び方

フランス文学を読むとなると、原文であるフランス語を読むという方はフランス語に馴染みのある人か、勉強中の人ぐらいでしょう。大体の人はフランス語を日本語訳にしたフランス文学を読むことになります。よって、フラン文学を翻訳するする人、翻訳者にも読みやすさが左右されるため、フランス文学の作家はもちろんのこと、翻訳者をチェックすることをおすすめします。

古典や名作といったフランス文学には複数の翻訳者が作品を翻訳していることもあり、読みやすい翻訳者のものをおすすめします。また、フランスの文化や常識などはどうしても訳しきれないものがあります。よって、自身の知識に見合ったフランス文学作品を読むことをおすすめします。

課題で指定されたフランス文学ならばしかたがないですが、気取って身の丈以上の知識が必要なフランス文学を読んでも苦痛にしかならず、途中で投げ出す可能性があるためおすすめはしません。

フランス文学おすすめ人気ランキングTOP3

フランス文学おすすめ人気ランキングTOP3・種類と選び方

ここではおすすめのフランス文学TOP3を紹介します。どれも有名で一度は聞いたことのあるものをおすすめしたつもりです。今回おすすめするフランス文学は世界的に有名な寓話や、映画化もされたフランス文学の名作を揃えました。映画化もしているので、先に映画を見てあらすじを知ることもできるため、フランス文学を読むにあたって大変イメージしやすいです。

ランキング3位:「レ・ミゼラブル」

ロマン主義フランス文学の代表作品でもあり、日本語では「ああ無常」で有名なヴィクトル・ユゴーの傑作小説です。この邦題は黒岩涙香が考えたもので、タイトルばかり有名で翻訳者は意外と知られていません。黒岩涙香は近代日本を代表する翻訳者で、巌窟王のモンテクリフト伯の翻訳も手掛けているので、気になる方は一度チェックすることをおすすめします。

原題は「哀れな(悲惨な)人々」という意味で、貧困に耐えられずパンを盗んだ男・ジャン・バルジャンは19年間服役していました。しかし、彼は世間に憎悪しており、ミリエル司祭によって改心し、世の中の不幸な人々に尽くそうとします。

この「レ・ミゼラブル」は翻訳も黒岩涙香も始め、豊島与志雄氏や佐藤朔氏と何人も翻訳を手掛けており、最新訳ならば現代語が主体となっていて大変読みやすいのでおすすめです。また、映画化も何回も試みられ、日本での映画化も行われています。

ランキング2位:「星の王子さま」

児童文学という枠に収まりきらないフランス文学と言えば、サン・テグジュペリの「星の王子様」幼いころに読んだことある人もいるでしょう。しかし、これは大人になってから読んだり、読み返すことをおすすめしたいフランス文学です。

「星の王子さま」は児童文学とされていますが、大人に向けたもの寓話と定義されるフランス文学で「大切なものは目に見えないんだよ」という始まりは、人間としての本質や愛というものを問いかけている言葉です。先に大人におすすめのフランス文学と書きましたが、「若いうち」に読んでおきたい本の代表作でしょう。

ランキング1位:「美女と野獣」

ディズニー映画で知らないものはいない「美女と野獣」は、ボーモント夫人が元々あった話を推敲した異類婚姻譚です。元あった話も民話のようなものではなく、ヴォルヌーヴ夫人が書いたものお話を元にしているといわれています。ボーモント夫人はフランス文学界では童話作家として位置づけられている人で、幼児教育者として名高く子女向けのフランス文学を執筆しました。

「美女と野獣」は映画はもちろん、ミュージカルやバレエの題材となっています。このように注目されるようになったきっかけは1946年にジャン・コクトーがこのフランス文学を映画化したことに始まります。その脚色した物語と、敬意を込めて作られたのがディズニー映画の「美女と野獣」です。脚色したとあるように、映画と原作とは異なります。どこが違うのか比べてみるのもおすすめです。

特徴・用途別おすすめのフランス文学

フランス文学を始め、海外文学そのものに馴染みがない人は結構いるでしょう。ここでは
おすすめフランス文学を特徴別、用途別に紹介します。ここで紹介するおすすめは細かく特徴別や用途別になっているため、課題探しといったことに役立ってくれると大変うれしいです。

おすすめフランス文学:初心者向け

全くフランス文学を始め、海外文学を読んだことがないという人結構いるでしょう。そんな初心者向けのおすすめフランス文学作品を紹介します。初心者向けのおすすめということなので、読みやすいものを重視しました。

首飾り

首飾り モーパッサン
首飾り モーパッサン
口コミ

有名な作家の長編から読むのはハードルが高いですが、短編なら読みやすいと思いました。

「女の一生」で有名なモーパッサン。読書が趣味という人には一度ぐらい聞いたことがある人でしょう。ここでおすすめするのはモーパッサンの「首飾り」です。モーパッサンは短編の名手として名高く、簡素な文章が特徴的でフランス語のテキストとしてもよく使われるといわれています。調べてみると、一部の国語の教科書にも採用されいてるといわれています。

簡素で的確な表現はわかりやすく、しかも短編。最後は皮肉の効いた落ちもあり、初心者にはおすすめです。モーパッサンは短編を数多く残し、怪奇物といった短編もあり、好きなジャンルのモーパッサン作品を探してみるのもおすすめします。

おすすめフランス文学:読みやすい

馴染みのない習慣や文化が出てくる海外文学は、慣れていない人にとって想像しにくいという点があります。よって、比較的新しい時代に書かれたものや、映画化されているもの。もしくは、扱われているテーマが理解しやすいものを扱っていると読みやすいのではないでしょうか。ここではそのようなことを踏まえたおすすめフランス文学を紹介します。

悲しみよこんにちは

悲しみよこんにちは サガン
悲しみよこんにちは サガン
口コミ

18歳の著者サガンの目線でストレートに表れているのか、非常に「少女」色の強い作品だと感じた。

このフランス文学作品はフランソワーズ・サガンの処女作で、200ページほどの長さしかありません。父親の再婚を阻もうとする少女の話も有名ですが、少女の感情や葛藤を瑞々しく、詳細に描写しており、どこかに置いてきてしまった感情を思い起こさせる気もします。

比較的、書かれた時代も新しく、映画化されているため小説の世界観や情景を受け入れやすいでしょう。よって、この本は読みやすいフランス文学ではないでしょうか。

おすすめフランス文学:大学生向け

フランス文学を読むきっかけとなるのは、大学生の時が多いのではないでしょうか。課題で読むということが多く、課題図書が決められているのならばそれを読めばいいのですが、自身で選ぶとなるとフランス文学に馴染みのない人にはそれは結構大変な作業です。

ここではそのような大学生向けの、おすすめフランス文学作品を紹介します。

異邦人

異邦人 カミュ
異邦人 カミュ
口コミ

カミュの中の最高傑作であり一人で行う読書という行為に最も適した書でもある

調べてみるとこの本は、大学の卒業論文に最もよく取り上げられるフランス文学の一つと言われています。主人公の男はとあるトラブルによってアラブ人男を殺害するのですが、殺害動機が「太陽がまぶしかったから」と、自身の殺人を太陽のせいにします。

この作品の中では主人公ムルソーの容姿や相貌についての記述がありません。この作品を読み進めていくと、ムルソーという「異邦人」の姿がぼんやりとそして次第にはっきりと姿があらわれます。

肉体の悪魔

肉体の悪魔 ラディゲ
肉体の悪魔 ラディゲ
口コミ

悲劇を前にして不遜なほどシニカル!彼のひとことで、悲劇が喜劇へと塗り替えられてしまう。なんて16歳なんだ!

スポーツや芸術の世界には「彗星のように現れる」という人がいます。このレイモン・ラディゲもそのようにフランス文学界に現れた人です。この作品は作者が16歳から18歳の時の作品となっています。

子供という無責任な時期から大人という責任を負わなければならない時期の、隙間の時代の恋愛を書いたこの小説はぜひ大学生の時に読むことをおすすめします。作者のレイモン・ラディゲは若くして才能を開花させますが、腸チフスによって20歳の生涯を閉じました。

おすすめフランス文学・短編

フランス文学以外でもそうですが、興味がいまいちないジャンルの本を読むのは少々苦痛です。それならば「短編」をまずおすすめします。先に紹介したモーパッサンは短編を300篇以上も残したともいわれています。  

モーパッサンはちょっと古臭いし、馴染めなかった人向けに今回はおすすめフランス文学短編を紹介しましょう。

フランス短篇傑作選

フランス短篇傑作選
フランス短篇傑作選
口コミ

いろいろなタイプの話を次々に読んで みたい人には良いかと思います。

岩波書店から出版されているこの本は、フランス文学を代表するえりすぐりの作家を選んだおすすめの本です。ピリッとしたエスプリの効いた短編が19編収録され、中には大作を書いたプルーストの短編も収められています。

他にも名作を残したデュラスの短編と言った、フランス文学の面白さを知るきっかけを与えてくれたり、相性の良いフランス文学作家を探す手掛かりにもなるおすすめ短編集に仕上がっています。

おすすめフランス文学:おもしろい

ちょっと堅苦しく、高尚な印象のあるフランス文学ですが、幻想小説やSF、ファンタジーと分類してもよい作品もあります。ここではそのようなおもしろい、おすすめフランス文学を紹介します。

未来のイヴ
未来のイヴ
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イノセンス冒頭のことば。あれはエディソンのことばだったんですね。

1886年に発表されたヴィリエ・ド・リラダンの「未来のイヴ」は人造人間が登場するSF小説で、このフランス文学作品ではじめて、人造人間に「アンドロイド」という呼称が使われた小説と言われています。

この作品は自分の理想女性を彫刻にした「ピグマリオン」というギリシャ神話をもとにしているといわれています。そして、後に多くのSF作品に影響を与えたといわれているフランス文学作品です。よって、SF好きの方にぜひおすすめしたい作品です。

地獄

地獄
地獄
口コミ

もし、売春宿で、隣の部屋が覗けたら、どのような光景が目に入ってくるだろうか。これがこの作品の内容の全てである。

人間の好奇心というものは抗うことができないものとして、たびたびフィクションの中では登場しますが、アンリ・バルビュスの「地獄」はその典型なのではないでしょうか。このフランス文学作品は、田舎から職を得るためにパリに出てきた30歳の男性が主人公です。

下宿先の部屋の壁に割れ目があることを発見した主人公は、その穴を通して人生とは人の数だけあることを発見します。一見すると俗悪なのぞき見作品となっていますが、途中から趣が変わっていきます。なぜ、この作品が地獄というタイトルなのか知りたい人にはぜひおすすめします。

おすすめフランス文学・名作

フランス文学には数多くの名作があります。ここでは定番の名作と言われる、おすすめフランス文学を紹介します。中には長い作品もあり読むのをためらってしまいますが、名作は現代語訳が発売されていることが多く、読みやすいのではないでしょうか。

よって、名作に挑戦を考えている方は現代語訳を読んでみることをおすすめします。それ以外にも、いろんな翻訳家たちが訳してくれているので、相性のいい訳を見つけて読むことをおすすめします。

失われた時を求めて

失われた時を求めて
失われた時を求めて
口コミ

岩波版、集英社版は原文に忠実。しかし、忠実な分、一文が長くなったり、リズムが悪くなったりということがある。

マルセル・プルーストが書いたフランス文学史上最の最高傑作ともいわれるこの作品は、とにかく長く作家が後の半生をかけて書かれた作品であり、20世紀を代表する文学にして、大きな影響を与えた作品です。

この作品の内容は働かなくても良いほどの富豪の主人公が、晩年作家を目指すという一生を書いた作品で、特に何か起きるということもなく進んでいきます。主人公は運命を切り開こうと勇んでいる、情熱家ともいえない人間です。

しかし、とにかく長い小説なので翻訳の相性はもちろん、人によっては忍耐というものが必要になるフランス文学作品です。毎日少しづつ読むことをおすすめします。

赤と黒

赤と黒
赤と黒
口コミ

主人公は激情家の一面と純情な一面を併せ持ち、つき合いづらそうな青年ですが、嫌な奴ではありません。

焼き肉のたれではありません。スタンダールの代表作です。赤とは軍人のことで、黒とは坊主(僧侶)です。主人公は秀才だが平民という青年で、ナポレオンに憧れをとおり越して崇拝していましたが、王政復古の時代平民が出世するのは僧侶になることでした。

出世という情熱を持った主人公が自身を取り巻く女性達を利用して、のし上がっていく様子が描かれているのですが、女性たちの駆け引きを見ると恋愛小説としてもおすすめしたいフランス文学作品です。

チボー家の人々

チボー家の人々
チボー家の人々
口コミ

これはただの青春小説ではありません。今の世の中につながることがたくさんあります。

「黄色い本」というタイトルの漫画がありますが、その黄色い本というのがマルタン・デゥ・ガールが書いた「チボー家の人々」です。作者マルタン・デゥ・ガールの代表作であり、ノーベル文学賞を受賞している作品です。

この作品の内容は理性的で優秀な小児科医の兄・アントワーヌと、革命運動に参加する情熱的な弟・ジャックを中心に第一次世界大戦に向かう時代を背景に書かれた、大河小説となっています。

作者はトルストイに影響を受けたといわれ、この小説はとても長いうえに、登場人物も多いです。しかし、かなり読み応えのある作品で、特に社会や世界情勢が不安になっていると感じる時に読むことをおすすめします。

おすすめフランス文学・恋愛文学

恋の国と言われるフランス。その恋愛感は当然フランス文学にも表れています。ここではおすすめのフランスの恋愛小説を紹介します。フランス人の恋愛観を知る手掛かりになるでしょう。

ボヴァリー夫人

ボヴァリー夫人
ボヴァリー夫人
口コミ

決して大げさなロマンスではなく、ワイドショー(もしその時代にあれば)に取り上げられてすぐに消費されるような話。

フローベルの代表作である「ボヴァリー夫人」。内容は夢見がちな人妻が現実から逃れようと不倫に走るというもので、最後は自身から死を選びます。

主人公のエマ・ボヴァリーは修道院育ちで、ロマンティックな結婚生活を夢見ていました。それは幻想であり現実を受け入れることができなくなった彼女は不倫に走りますが、そうなった原因としてエマは結婚すれば、自分が思い描いている生活が送れると考えていたからです。

結婚すれば幸せになれるのか、刺激的で華やかな生活は幸せか。この小説はただの不倫小説と片付けられないものを孕んだフランス文学作品です。いろんな視点から幸せについて考えさせられる、おすすめの小説です。

マノン・レスコー

マノン・レスコー
マノン・レスコー
口コミ

それは疑いもなく恋愛小説と言っていいだろう。

悪女という意味でつかわれる、ファムファタール。ファムは「女」、ファタルは「破滅的な」という意味で、ファムファタールは運命の女と訳され、芸術の世界では男を破滅させる女のことを指します。悪女と捉えても差し支えないでしょう。そのファム・ファタールを題材にした最初の作品が、プレヴォーの「マノン・レスコー」です。

マノンは小悪魔的な魅力を持つ女で、自由奔放に生きています。そんな彼女を犯罪を犯すことも辞さないほど一途に愛す青年・デ・グリュー。彼女に振りまわれ、身が破滅しても構わない。この恋の結末はどうなるのでしょうか。顛末を知りたいのならぜひ、この作品を読むことをおすすめします。

おすすめのフランス文学のシリーズと代表作品3つ

ハリーポッターシリーズや司馬遼太郎氏の作品もシリーズものがありますが、フランス文学作品にもシリーズものと言われる作品があります。今回はおすすめのフランス文学作品シリーズと代表作品を紹介します。

驚異の旅 ジュール・ヴェルヌ

フランス文学作品にはシリーズものと言われる作品は少ない気がします。バルザックの「人間喜劇」と今回紹介するジュール・ヴェルヌの「驚異の旅」ぐらいしか思いつきませんでした。

ジュール・ヴェルヌはSFの開祖と言われ、「海底二万里」「十五少年漂流記」「八十日間世界一周旅行」といった、文学少年・少女が親しんできた作品を数多く執筆しています。今回紹介する「驚異の旅」はジュール・ヴェルヌの隠れた名作といわれ、全5巻の刊行が2017年から開始されました。本邦初完訳もあり、その中でもおすすめの作品を3作品紹介します。

蒸気で動く家

蒸気で動く家
蒸気で動く家
口コミ

ドキドキ、ハラハラの展開で、あっという間に読み終えました。

北インドを舞台とした冒険と復讐の物語。伴侶を殺されたイギリス陸軍士官は憂鬱に沈んでいました。彼を励まそうと友人たちは鋼鉄の象が牽引する豪華客車を用意し、インド横断の旅に出ます。

その旅の間いろんな冒険が起こるのですが、ハラハラドキドキの展開で、あっという間に読み終えるでしょう。

地球から月へ  月を回って 上も下もなく

地球から月へ  月を回って 上も下もなく
地球から月へ  月を回って 上も下もなく
口コミ

月の地勢をいわば架空の力によって現前させたこと、眼の前にあるかのように描いたことが重要なのだ。

明治期からこの作品はたびたび訳されていたと言われています。それらは『月世界旅行』『月世界へ行く』『地軸変更計画』のSF3部作のことで、これらは「ガン・クラブ三作品」と言われています。元からあったそれらを編集し、できあがったのがこの本作です。

舞台は南北戦争後の米国。失業した大砲屋が月に砲弾打ち込むと言い出したのが、この物語の始まりです。砲弾で人間を月に送り込むことができるのか。砲の設計と言ったことも科学的にアプローチされており、十分な読み応えもあります。

ハテラス船長の航海と冒険

この作品は日本語訳が1979年に刊行されましたが、後に絶版してしまい、2018年春に「驚異の旅」コレクションとして刊行予定です。

あらすじはジョン・ハテラス船長率いる探検隊が北極探索をするという内容ですが、ジュール・ヴェルヌが書く冒険譚なので、これまたいろんなことが起きます。ジュール・ヴェルニの作品は男のロマンと言える要素が盛り込まれており、「驚異の旅」シリーズはドキドキわくわくしたい人におすすめのシリーズ作品です。

フランス文学の楽しみ方

フランス文学を楽しみ方として、自分に合った作品を見つけることをおすすめします。その見つけ方として、フランス文学の案内というものがあり、そのような本にはあらすじが必ず記載されているので、そこから自分の興味のある、読んでみたいと感じた作品を読むことをおすすめします。

興味のあるフランス文学ならば、読む意欲もわきます。もしくは、好きな映画の原作から読んでみることもおすすめです。映画を先に見ているのなら、読みやすく想像もしやすいのでフランス文学を楽しめるでしょう。

また、地図を眺めながらや、ネットで舞台となった場所を検索してみるというのも一つの楽しい方です。どんな場所なのか具体的に知ることができれば、情景が想像しやすいのでおすすめの楽しみ方です。

まずは読んでみましょう

このページに来たということは、少なからずフランス文学に興味があるということでしょう。まずは、読んでみることをおすすめします。どうしても苦痛と感じるのなら、どんどん翻訳者を変えたり、読む作品を変えてみたりしましょう。

楽しいと思えるフランス文学にまずは出会い、そのあとはどんどん読んで、人生を豊かにするきっかけにしてください。

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